永吉昴
……ふぅっ、ここが台座のある広間か。手強いヤングースばっかだったけど、なんとか来れたぜ。
永吉昴
なぁロトム、ここってあいつらの住みかなのか?進化系のデカグース、だっけ?そいつもいたし。
永吉昴
ロトム『そうみたいロ。昼間はあまりここにいないらしいけど、試練があるから戻ってきてるロね』
永吉昴
へぇ、やっぱそうなんだ……ってかロトム、それ知ってるなら最初から教えてくれよ。
永吉昴
ロトム『ンー、このデータは今流れて来たロ。どうやらボクのボディーには』
永吉昴
ロトム『スバルの冒険に合わせて、データがアップデートされる機能があるらしいロト!』
永吉昴
なんか都合良いなそれ。まぁ先に知っててもつまんないかもな……お?どうしたアシマリ?
永吉昴
アシマリ『あしゃっ! あしゃっ!』
永吉昴
ロトム『奥に台座を見つけた!って言ってるロ!中に石も置いてあるロト!』
永吉昴
おっ、ホントだ!あれを取れば試練達成か。んー、なんか石というか結晶みたいだけど。
永吉昴
まぁ結局、ぬしポケモンってのも出てきて無いみたいだし、結構スムーズに行けたな……
永吉昴
???『……(ギロオッ!)』
永吉昴
……っ!?な、なんだ……この突き刺すような視線……どこからだ!?
永吉昴
ロトム『ス、スバル!広間の入口がヤングースの群れにふさがれてるロト!』
永吉昴
ヤングース達『キシャー! キシャー! ザコチャーウ!』
永吉昴
……うっ、それだけじゃなく沢山のヤングースに囲まれた!でも、さっきの視線はこいつらじゃ……
永吉昴
???『ぬしゃあっ!!!』
永吉昴
う、上か!上からポケモンがジャンプして来た!こいつは、ヤングースの進化系のデカグース……
永吉昴
デカッ!いやデカグースなんだけど……オレの背丈くらいあるんじゃねぇかコイツ!?
永吉昴
ロトム『(ピピピ…)スバル!今データがアップデートされたロ!』
永吉昴
ロトム『このポケモンがぬしポケモン…「茂みの野獣」デカグースロト!!』
永吉昴
デカグース『ぬっしゃああっっ!!!』
永吉昴
くっ、こんなガタイだからぬしってわけか……9回裏だぜアシマリ!しまってこー!
永吉昴
アシマリ『あっしゃああ!!!』
永吉昴
デカグース『ぬぬっ!(ギロオッ!!)』
永吉昴
アシマリ『あ あしゃ……(シュン…)』
永吉昴
うわ、顔コワッ……に、にらみつけるか。ぬしともなりゃメンチきいてるぜ……。
永吉昴
(ドスドスドス…)ぬしが向かってきたぞ!怯むなアシマリ、みずでっぽうで押し返せ!
永吉昴
アシマリ『しゃっ! しゃっ! しゃっ!(バシュッ! バシュッ!)』
永吉昴
デカグース『(バシャバシャッ!)ぬ ぬぬぬ……!』
永吉昴
ロトム『ぜ、全部受けても向かって来るロ~!アシマリに近付いて来るロ!』
永吉昴
頭突きの体勢で突っ込んでくるぞ……アシマリよけろーっ!
永吉昴
アシマリ『あ あしゃっ!(ヒョイッ!)』
永吉昴
デカグース『ぬっしゃああっ!!!(ドゴオォォォン!!!)』
永吉昴
ど、洞窟の壁をぶち破った……なんだあの威力!あの一角のヤングース達も吹っ飛んだけど……
永吉昴
ロトム『今のわざ、たいあたりロト~……ぬしポケモン、恐ろしいロ!』
永吉昴
だけど今は背中ががら空きだぜ!アシマリ!回り込んでみずでっぽう!(バシュッ!)
永吉昴
デカグース『(ドゴッ…!)ぬっ! ぬぬぬぬ……』
永吉昴
デカグース『ぬしゃしゃあーっ!』
永吉昴
ヤングース達『キシャー! キシャー! イクデーッ!』
永吉昴
お、おいおい!周りにいたヤングース3匹が向かってきたぞ!見てるだけじゃなかったのかよ!?
永吉昴
ロトム『ぬしポケモンは、仲間や手下のポケモンを呼んで戦うらしいロ!』
永吉昴
くそっ、そんなのアリか……どうする……アシマリ!走って距離をとるんだ!(タッタッタッ)
永吉昴
ん?ヤングースが綺麗に一列になって追いかけてきてる。ぬしからそんな指示が出てるのかな……。
永吉昴
……よし、これだ!アシマリ!振り返って大きめのバルーンだ!(プクーーッ!!)
永吉昴
ヤングース達『キシャッ!? キシャッ!? ナンヤテッ!?(ポヨヨォン…)』
永吉昴
ロトム『ロー!ヤングース達が勢い余って、3匹ともバルーンに入っちゃったロ!』
永吉昴
ヤングース達『シャーッ! シャーッ! デーレーン!』
永吉昴
勢いを利用して、ヤングース達の動きは封じ込めたぜ!これでぬしのデカグースと……
永吉昴
(ぬうぅっ…)ヤ、ヤバい!ぬしがアシマリのすぐ後ろにいるぞ……アシマリーッ!
(台詞数: 50)