武道館とホワイトデーと白球と...
BGM
Day After “Yesterday”
脚本家
ラインナフ@ISF10 G-09 (ミリ10th Act1...
投稿日時
2017-03-14 22:29:48

脚本家コメント
少し遅くなりましたが4th武道館ライブお疲れ様でした!
そんなわけで武道館とホワイトデーを意識した作品を一つ...。(詰め込み過ぎィ!!)
歩みが速くなくていい...一歩ずつでいいから、進み続ける事が大事。
色々と感動したこともありましたが...個人的には改めて、ミリオンの可能性と成長を感じられた、そんなライブだったと思います。

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永吉昴
\シュッ.../
永吉昴
\シュッ...パァン‼/ ナイスボール!! さすが現役、ノビがスゲーよ!
永吉昴
\シュッ‼/ しっかし...兄ちゃんとこうやってキャッチボールするの、何年ぶりかな?
永吉昴
\パァン‼/ 昴兄「だいたい4年くらいじゃね? お前が中学上がる前くらいだし。」
永吉昴
\シュッ‼/昴兄「にしてもすげぇよな...野球でいう甲子園みたいなもんだろ、武道館って。」
永吉昴
\パァン‼/ ん~...なんかあんまり実感がないんだけど...やっぱりすごいのかな?
永吉昴
\シュッ‼/あっという間に過ぎてって...今も夢を見てたような気がしてさ。
永吉昴
\パァン‼/昴兄「もったいねぇな~あそこに立てる機会なんて、そうそうねぇのに。」
永吉昴
昴兄「...昴? どうしたんだよ、早くグラブ構えろって。」
永吉昴
...兄ちゃん、一つ聞きたい事があるんだけど...いいかな?
永吉昴
昴兄「?...別にいいけど...何が聞きたいんだ?」
永吉昴
...兄ちゃんはさ...もし甲子園に行ったら...次はどうしたいかって、考えてるのか?
永吉昴
昴兄「おいおい、まだ甲子園にも行ってねぇのに...なんでそんなこと聞くんだよ。」
永吉昴
いや...さ...武道館でライブすることがオレ達の目標だったからさ...。
永吉昴
もちろん、うれしかったんだけど、そこで終わりじゃないわけだし...。
永吉昴
そう思うと...これから先、どうしていったらいいのか...不安になって...。
永吉昴
昴兄「...」
永吉昴
昴兄「...ぶふっ!! あはははっ!!」
永吉昴
な、何がおかしいんだよ兄ちゃん!! オレが真剣に悩んでるのにさ!
永吉昴
昴兄「お前、歌で昨日のうんたら~とか歌ってたヤツがそれ言うかよ!?」
永吉昴
なっ...それとこれとは話が別だって!!
永吉昴
昴兄「武道館まで来れたのは、お前がその歌詞にもあった、明日に向かって努力したからだろ?」
永吉昴
昴兄「そんないい歌を歌ってるお前が後ろ向きでどうすんだっつーの!」
永吉昴
昴兄「...自信持てって、武道館に来れたのはマグレじゃねぇんだから。」
永吉昴
...兄ちゃん...。
永吉昴
昴兄「それに...昴、しっかり構えとけよ!!」
永吉昴
えっ...ちょっ待てって!!
永吉昴
えっ...ちょっ待てって!!\スパァン!!!/
永吉昴
昴兄「甲子園の先にはプロリーグ、そしてメジャーがあるんだ。」
永吉昴
昴兄「そこで活躍するなら、今できることをする! じゃねぇとレギュラー取られちまうぜ?」
永吉昴
昴兄「...オレも甲子園行くからさ...頑張ろうぜ?」
永吉昴
...ああ! なら兄ちゃんが甲子園に行けるように、オレももっと頑張るよ!
永吉昴
昴兄「ははっ!!言うようになったじゃんか、さすがオレの妹だ!」
永吉昴
昴兄「...よし、そんないい子の昴にはコレ、やるよ!」
永吉昴
...この箱...中身はダンスシューズか?
永吉昴
昴兄「ホワイトデーのお返し、お前の欲しいものなんじゃないかって思って買ってきたんだ。」
永吉昴
ありがとう兄ちゃん!!...オレ...本当に...本当に...!!
永吉昴
昴兄「おいおい、泣くなって大げさだな。 お袋も呼んでるし、早く帰ろうぜ?」
永吉昴
ああ、じゃあ家まで競争だ!! 遅れた方は、ジュース一本オゴりだからな。
永吉昴
昴兄「ちょっ...いきなりスタートすんじゃねぇよ!! 待てーッ!!」
永吉昴
(新しい明日へ向かうために、弱気とはここでサヨナラ。)
永吉昴
(オレには仲間と、ファンと大切なサポーターがいるから...)
永吉昴
(だからここが終わりじゃない。)
永吉昴
(だからここが終わりじゃない。ここからが始まりなんだ。)

(台詞数: 44)