永吉昴
(博士との会話の三ヶ月後、オレと母さんはアローラ地方に引っ越して来ていた…)
永吉昴
スバル母/あぁ……アローラでの初めての太陽!気持ちいいわね~来て良かった!
永吉昴
ちょっと母さん。気持ちはわかるけど、早く片付けないと!新しい家が段ボールだらけだぜ?
永吉昴
スバル母/はーい、わかってまーす。せっかちさんは誰に似たのかしらね?ねぇメーちゃん。
永吉昴
メーちゃん『リー リー リー!』
永吉昴
オレもさっさと片付けて、アローラのポケモン達と野球を……ピンポーン!
永吉昴
スバル母/あら?誰か来た……あ、きっとウツボ博士ね!スバル、出てー!
永吉昴
おー、わかった。はーい、今出まーす!……ガチャ
高木社長
博士/どうも皆さん、アローラ~!
永吉昴
……
永吉昴
……ア、アローラ~(本当に地名が挨拶になってんだ…)
高木社長
博士/お!スバル女史だね!三ヶ月ぶりかな、そして実際に会うのは初めましてだね!
高木社長
博士/改めて自己紹介をしよう。僕はアローラ地方でポケモンの技の研究をしている、ウツボだ!
永吉昴
おぉ、オレはスバルって言うんだ。よろしくな。
高木社長
博士/こちらこそ…でも、実際会うと華奢で可憐だね。加えてそのヤンチャな言動のギャップが……
永吉昴
え!?ちょ、ちょっと急に何言い出すんだよ……
永吉昴
スバル母/あら~、良かったじゃないスバルちゃーん。可憐だなんて、やっぱ私の娘ね~!
永吉昴
メーちゃん『リー リー ナイスピー!!』
高木社長
博士/お!これはこれはお母さん。カロスのジムリーダー戦以来ですね。
永吉昴
スバル母/はい!博士がジムリーダーに挑戦する姿、何より博士と一緒だったポケモン達が
永吉昴
スバル母/もう可愛くて可愛くて!トリコになってしまって!アローラに来ちゃいました!
永吉昴
本当に来ちゃうんだもんなー。その行動力にはオレもびっくりだったよ。
高木社長
博士/いやぁ、僕もポケモンの技の研究も兼ねてカロスリーグに挑戦してましたけど、
高木社長
博士/それがきっかけでアローラに来てくれる人達がいるとは、カロスに行った甲斐がありました!
高木社長
博士/もっと沢山の人にアローラを、アローラのポケモン達を知ってもらう事も目的でしたから!
高木社長
博士/もっとも、肝心のポケモンバトルの方はジムリーダー達に良いようにやられましたけど……
永吉昴
あぁ、カロスのジムリーダー達にボッコボコにされてたな。
高木社長
博士/はっはっは!その通りだよ!でもまぁ技の研究も出来たし、僕としてはオッケーだったさ。
高木社長
博士/それに僕のもう1つの目的として、アローラ地方のトレーナーを増やす事があったんだけど…
高木社長
博士/……スバル、トレーナーデビューの地をアローラで選んでくれてありがとう!
永吉昴
い、いや別にお礼を言われる程の事じゃなくね?ちょうど引っ越して来たから、ってだけだよ。
永吉昴
新しい所に来たから、新しい事として、トレーナーになってみようかなって思っただけだよ。
高木社長
博士/いやいや、新しい事を始めるのは素晴らしい事だよ!そして、アローラならそれはもっと
高木社長
博士/素晴らしくなると保証するよ!さぁスバル女史、今からトレーナーデビューのために、
高木社長
博士/アローラの風習に乗っ取り、しまクイーンからポケモンを貰いに行こう!
永吉昴
え!?今すぐ行くのか?引っ越して来たばかりだけど……
永吉昴
スバル母/あら、良いじゃないスバル。私もスバルが選んだポケモン早く見たいわ!
永吉昴
スバル母/うちの事は気にしないで、メーちゃんと片付けはしておくから、行ってらっしゃい。
永吉昴
……うん、わかった。じゃあオレ、ポケモンもらってくるよ。
高木社長
博士/よし、じゃあ善は急げだ!さっそくしまクイーンの待つリリィタウンに……と。
高木社長
博士/その前にどうしても気になる事がひとつ。お母さんのポケモンって聞いていたメーちゃん……
高木社長
博士/いや、ガメノデス!立派ですね!てっきりニャースとかを連れて来るのだと思ってましたが
高木社長
博士/こんな立派なガメノデスだったとは!アローラにはいないからぜひ技を受けてみたいですね!
永吉昴
スバル母/あら、そうですか?メーちゃんすごく良い子で、家事もしてくれる働き者なんですよ?
永吉昴
ホントだよな!オレがピッチングの練習する時も、昔からメーちゃんに受けて貰ってたんだよな!
永吉昴
ガメノデスのメーちゃん『シマッテイコー!!!』
(台詞数: 46)