永吉昴
いやー悪いなー。わざわざ家まで送ってくれるなんて。
永吉昴
P『今日は俺の仕事も早く終わったし、たまにはな』
永吉昴
おっ、良い広さの土手…なあ、ちょっとキャッチボールしてかない?
永吉昴
『そうだな。…と言いたいけど俺グローブ持ってないぞ』
永吉昴
大丈夫!グローブ2個持ち歩いてるから!よっし、やろうぜ!
永吉昴
『あんまり速い球は投げないでくれよー。』
永吉昴
わかってるよ!いくぞっ、そらっ!
永吉昴
『(パシッ)っと、捕れた。今度は俺の番だ』
永吉昴
お、いい球投げるじゃん!(パシッ)ま、父さんほどじゃないけど!そらっ!
永吉昴
『…親子ならまだしも、アイドルとプロデューサーでキャッチボールか…っと(パシッ)』
永吉昴
…やっぱり変かな?アイドルが土手でキャッチボールなんて(パシッ)
永吉昴
『スーツ着た良い大人がキャッチボールする姿を見てどう思う?(パシッ)』
永吉昴
……
永吉昴
……変だなっ!格好が!(パシッ)
永吉昴
『ははっ、なら今度はお互いオフにでもキャッチボールするか?(パシッ)』
永吉昴
それも良いけど、休みの日は父さんがオレとしたがるんだよなー(パシッ)
永吉昴
『そっか。…やっぱり親となると自分の子供とキャッチボールしたがるのかな(パシッ)』
永吉昴
プロデューサーも結婚して子供出来ればわかるんじゃないの?(パシッ)
永吉昴
『かもな。…相手がいればの話だけど(パシッ)』
永吉昴
(パシッ)……オレじゃダメかな?
永吉昴
『えっ…!?』
永吉昴
『えっ…!?(ポロッ)』
永吉昴
な、なーんてな!冗談だよ!
永吉昴
『……昴と結婚して、家族でキャッチボールか…それも良いな…』
永吉昴
だから冗談だって言ってるだろー!早く投げろよー!
永吉昴
『じゃあ…俺の投げるこの球をプロポーズと思って受け取ってくれ』
永吉昴
え?あ、お、おい!
永吉昴
え?あ、お、おい!…っと!(パシッ)あっぶね…
永吉昴
え?あ、お、おい!…っと!(パシッ)あっぶね…じゃなかった、びっくりさせんなよー!
永吉昴
『ははっ、プロポーズ成立だなっ!』
永吉昴
まだオレは返事してねーぞ。いいか、今からすっげー変化球投げるから。捕れなかったらナシな!
永吉昴
『よーし、来い!カーブだろうがフォークだろうが捕る!』
永吉昴
いくぞ…。それっ!!!
永吉昴
『っ…!!!(バシィッ)ス、ストレート…?』
永吉昴
…へへ、捕ってくれると思ってたよ。
永吉昴
『…投球予告はどっか行っちゃったな』
永吉昴
プロデューサーから見れば速いストレートも変化球だろ?さ、そろそろ帰ろうぜ!
永吉昴
『そうだな。もう日が沈むし。またやろうな』
永吉昴
うん。…そのうち、家族でな!
(台詞数: 39)