ジュリア
さてと、休憩中だし一曲弾くかな。
ジュリア
しかし山賊からハルショッカーに移籍したわけだが…
ジュリア
前以上にユルいな、ここ。悪の組織として大丈夫かな…
永吉昴
お、何か見た顔がいるな。
ジュリア
ん?お前なんか知らないぞ。誰だ?
永吉昴
ああ、こっちのジュリアか。ならオレの事知らなくて当然だな。オレは虎神昴。
ジュリア
ふーん、神さんか…こんなとこで何してたんだ?
永吉昴
アオダモの木を採りにな。
ジュリア
アオダモってバットにするやつか?
永吉昴
ああ。オレは現世で少年野球のコーチをしててな。連中に木製バットを作ってやろうと思って。
ジュリア
でも少年野球なら金属バットじゃないのか?なんで木製?
永吉昴
なかにはプロを目指してるのがいてな。なら早くから木製バットに慣れさせようと思って…
永吉昴
ここはアオダモの木が沢山あるからな。
ジュリア
でもここ箱崎家の私有地だろ?許可取ってんのか?
永吉昴
…さて、どの木がいいかな…
ジュリア
無許可かよ!
永吉昴
まあ、お前が黙っててくれればバレないって。
ジュリア
あたしが黙ってる義理はないんだがな…
永吉昴
もし誰かにチクろうとしたらオレの爪が唸るぜ!
ジュリア
お、やる気か?
ジュリア
お、やる気か?ってお前その爪どうした?よく見てみろ、やけに短いぞ。
永吉昴
しまった…同居人のジュリアに不衛生だ、って昨日切られたんだ…
ジュリア
そんなんじゃあ、あたしをどうこう出来ないよな。
永吉昴
(ジィーーー)
ジュリア
おい、どうした?
永吉昴
あれ?肉球って…なんかエロくね?
ジュリア
おい!どっかで聞いたセリフだな‼︎麦のお茶の人に謝れ!
永吉昴
仕方ない。爪がダメならこの牙でガブッとやってやるか。
ジュリア
お、やっぱりやるか?
ジュリア
お、やっぱりやるか?ってお前その牙どうした?なんか黒くなってるぞ?
永吉昴
しまった…いま虫歯の治療中だった…
ジュリア
その黒いの虫歯かよ!ちゃんと歯を磨けよ!プラークコントロールもして歯垢を減らせよ!
永吉昴
あれ?歯垢って…なんかエロくね?
ジュリア
どうしてそうなる⁉︎ お前の脳内はピンクだらけか!
永吉昴
あれ?ピンクって…なんかエロくね?
ジュリア
いい加減にしろ!あたしは帰る!
永吉昴
まあまあ、そう言わずにもう少し付き合えよ〜。1人で退屈だったんだよ〜。
ジュリア
ええい、離せ!何だコイツは。面倒くさい。厄病神か⁉︎
永吉昴
オレは虎神だってば!
ジュリア
クソッ!いっそ退治して虎柄パンツにしてやるか。
永吉昴
あれ?虎柄パンツって…なんかエロくね?
ジュリア
マジこいつ面倒くせーー!
(台詞数: 42)