永吉昴
ど〜も〜、昴でーす。
ジュリア
…ジュリアだ…
永吉昴
オレさ、最近新しい野球に興味あるんだ。
ジュリア
新しい野球?そんなのあるのか?
永吉昴
ああ。普通の野球以上に1対1の勝負が白熱するんだ!
ジュリア
ほ〜。捕手は関係無く投手と打者のタイマン勝負なんだな。
永吉昴
お互い裸一丁になるまで繰り広げる勝負は燃えるよな!
ジュリア
ん?
永吉昴
相手の次の手は何か…石かハサミか紙か…
ジュリア
オイ!それ野球拳だよな!名前に野球がついてるけど関係ねーよ!
永吉昴
あ、オレが野球好きになったキッカケは兄ちゃんがやってたからなんだけどさ。
ジュリア
スルーかよ!
永吉昴
この前兄ちゃんが留守の時にバット借りようと部屋にいったらさ…
永吉昴
ジュリアの水着グラビアの載った雑誌があったんだ。
ジュリア
そ、そうなのか…なんか照れるぜ…///
永吉昴
そうしたらその雑誌の横にティッシュが山盛りになったゴミ箱があったんだ。
ジュリア
え…
永吉昴
何だろう?と見てみたら…
ジュリア
オイ!止めろ!お前のアニキだって年頃なんだから…
永吉昴
失敗したてるてる坊主の山だった…
ジュリア
なんだよ、それ!ヘンに期待しちまったじゃねーか!
永吉昴
なんか週末の試合の天気が怪しかったから作ろうとしたらしいけど上手く作れなかったらしいぜ。
ジュリア
てるてる坊主失敗しまくりとかお前のアニキどんだけ不器用なんだよ!よく野球やれるな!
永吉昴
ところでヘンに期待ってどんな期待したんだ?
ジュリア
黙れ‼︎野球バカ‼︎
永吉昴
でもなんで野球ってこんなにおもしれーのかな。
永吉昴
バットで相手が投げたボールを打つだけなのにな。
ジュリア
さあな。あたしは興味ないし。
永吉昴
バットとボール…
永吉昴
バットとボール…つまり「棒」と「玉」だな。
ジュリア
オイ‼︎「バット」=「棒」はともかく「ボール」は「球」だろ‼︎「玉」じゃねえ‼︎
永吉昴
あれ…「棒」と「玉」って…なんかエr…
ジュリア
止めろ‼︎それは他の作家さんのネタだ‼︎もうやってられねー!
永吉昴
ありがとうございました〜。
永吉昴
ー楽屋にてー
ジュリア
オイ、バカP。なんだよ今日の仕事は⁉︎
ジュリア
あたしの誕生日だからいつもと違う仕事だ、っていうから少しは期待したのに…
ジュリア
この台本書いたの誰だよ。文句言ってやる!
ジュリア
…お客には好評だった?
ジュリア
喜んでたのは中年オヤジたちじゃねーか!
永吉昴
えー、オレは楽しかったぜ。
ジュリア
お前はもう少し年頃の女子の自覚を持て。
ジュリア
とにかくあたしはもうこんな仕事はしねーからな!
永吉昴
あ、そういえば兄ちゃんがジュリアの水着グラビアの載った雑誌を持ってるのは本当なんだけど…
ジュリア
マジか⁉︎なんか照れ臭いぜ…
永吉昴
でもお前の見開きページがくっついてて開かないのはなんでだろうな?
ジュリア
オイィィィィィィィィィーーーーーー‼︎
(台詞数: 47)