永吉昴
突然だけど新潟の話しよっか。
ジュリア
……まあ良いけど。人口が230万人居るとかそういう話?
永吉昴
え、ちょうど!凄い!
ジュリア
いやおよそ。
永吉昴
そうと決まったら早速新潟行ってくる!
ジュリア
即決が過ぎるだろ藤堂高虎かよ。何がそこまで昴を動かしたんだよ。
永吉昴
オレが2300001人目になって中途半端にしたい!
ジュリア
だからおよそだっつってんだろバカ昴!
永吉昴
バカ昴とはなんだ!ちゃんをつけろよ!
ジュリア
バカ昴ちゃんがそれで良いなら良いけどバカ度が増すだけだからな!
永吉昴
あー!またバカって言った!人を今川氏真みたいに!
ジュリア
良いように言うなって!あいつはそれほどバカじゃないからな!
永吉昴
なんだよ!お熊さんみたいな言い回しして!
ジュリア
そうそうそう!あんたまだ若いんだから外行って働いてきなー!
ジュリア
って誰がお熊さんだよ!こんなパンキッシュなヴィジュアルなお熊さんがいるか!
ジュリア
ってお熊さんが誰だよ!知らないやつに例えられてどうしろって!
ジュリア
ってじゃあアタシが演じたのはなんだったんだよ!!!!!
永吉昴
いやお熊さんも髪の毛赤いけどね。
ジュリア
えらいファンキーなお熊さんだな!髪染めるにしても年考えろよ!
永吉昴
え、お熊さんイギリス人だから地毛だけど……
ジュリア
な……ごめん。
ジュリア
……アタシとしたことが、よく知りもせずに人を貶める発言をしてたなんて……
ジュリア
勢いよく奇異な点を折るのがツッコミだと思ってたけど……
ジュリア
これじゃただの悪口だ……会話を楽しくしようとしただけだったのに
ジュリア
人を叩いて面白がってるのと同じだ……こんなの間違ってる。
ジュリア
ツッコミって、もしかして悪……
ジュリア
いや、そんなことは無い!きっと今までのアタシの使い方が悪かっただけだ!
ジュリア
ツッコミは必要だ!正しく使えば、きっと大切なはずなんだ!!
ジュリア
何が正しいツッコミなのか掴めるまでは、悪戯にツッコまない方がいいよな……
ジュリア
もう、誰も傷つけないために!
永吉昴
佐渡島ってさ、投擲に適した形してるよな!
ジュリア
ああ、新しい発見だな。
永吉昴
あれ、ツッコまないの?
ジュリア
……アタシは、楽しく話したいんだ。
永吉昴
……ジュリアはそれで良いの?
ジュリア
アタシは、ツッコミを悪者に何てしたくないし、この方が楽しいだろ、水さされなくてさ。
永吉昴
ジュリアが楽しそうじゃない。
ジュリア
……!
永吉昴
ジュリアは人を攻撃して楽しむような奴じゃない!だからこそ反省したんじゃないの?
ジュリア
反省はした!だからこそ、本当のツッコミを知るまで使いたくない!このままだと……
ジュリア
目の前の人まで……傷つけちゃう……
永吉昴
何言ってんだよ!何が本当のツッコミだよ!自分が楽しもうとしない奴にわかるわけ無いだろ!
ジュリア
……そうか、アタシ……楽しもうとしてなかった……
ジュリア
最初からそうだった。アタシは皆と笑いたくてツッコんでる。ずっとここにあったんだ。
ジュリア
勿論、今のアタシが本当のツッコミとは到底言えない。少なくとも今は……でもいつか。
ジュリア
できもしない完璧を、分かってて尚目指し続ける。誰もがちゃんと笑えるように。
ジュリア
アタシらしい、本当にアタシらしいよ。気づけて良かった。ありがとう、バカ昴。
永吉昴
あー、この期に及んでバカって!
ジュリア
バカだよ……こんなアタシのために、あんなに怒ってくれるなんて……ホントバカ。で、最後に……
ジュリア
なんでアタシは新潟の人口把握してんだよ!!!!!!!
(台詞数: 50)