星井美希
『さよなら』は罰~ 『大好き』は罪~♪
伊吹翼
...っ...!!
伊吹翼
(美希センパイの歌声に合わせて、空気が震える。)
星井美希
『行かないで』 ちぎれた涙~
星井美希
もっともっと 約束を作りたかった~♪
伊吹翼
(ステージに立っているのはいつもの寝ぼけてばかりのセンパイじゃない)
伊吹翼
(わたしが憧れた、超モテモテで輝いているアイドル、星井美希ちゃんだ!)
星井美希
みんな...ありがと~なのー!!
伊吹翼
\ワアアアッ!!!/\美希ちゃああん!!!/
伊吹翼
暁「はは...これが765プロのエースの力か...。」
星井美希
ハニー!! ミキの歌はどうだった?
星井美希
暁「最高ですよ...これが俗に言う、『語彙力が足りない』ってやつなんですかね。」
星井美希
そこの人の感想はどうでもいいの! ハニーは、ハニーはどこに行っちゃったの?
伊吹翼
美希センパイのプロデューサーさんなら反対側にいるはずですけど...
伊吹翼
それより、美希センパイ! ライブ...すごくカッコよくて、輝いてました!
星井美希
...? ミキ的にはいつもと同じようにやっただけだよ? 何もトクベツなことはしてないの。
伊吹翼
(さすが美希センパイ...どこまでもすごいなぁ...)
星井美希
それじゃ、翼もそこの人も頑張ってね♪ ミキはハニーにほめてもらわなきゃなの!
伊吹翼
...行っちゃった...
伊吹翼
暁「...果てしなく自由だなぁ...天才って奴は...」
伊吹翼
(プロデューサーさん...またさみしそうな顔してる...どうして...?)
伊吹翼
暁「伊吹さん...10分の休憩が終わった後...それが君の出番だ。」
伊吹翼
暁「正直...星井さんの後だ。 休憩を挟んでいても、アウェーだろうさ。」
伊吹翼
暁「失敗とか、成功とか、そんな事考えなくていい...ステージを楽しむことだけを...」
伊吹翼
...プロデューサーさん、
伊吹翼
...プロデューサーさん、わたしは最初からステージを楽しみたいって、思ってましたよ?
伊吹翼
暁「...本当に?」
伊吹翼
はい! むしろ、美希センパイのステージを見てたら、もっとその気になっちゃって!!
伊吹翼
もうワクワクしちゃって...今すぐにでも歌いたいんです!!
伊吹翼
(心臓がドキドキして...バクハツしちゃいそうなんだもん...!!)
伊吹翼
暁「...すごいなぁ...伊吹さんは...」
伊吹翼
...プロデューサーさん?
伊吹翼
暁「...ううん、なんでもない。」
伊吹翼
暁「それじゃ、最後に僕から...」
伊吹翼
暁「それじゃ、最後に僕から...『常にステージを見る』事を意識して、楽しんできて。」
伊吹翼
それって...どういうことですか?
伊吹翼
暁「それはステージに立ってからのお楽しみ、だよ。」
伊吹翼
え~...教えて下さいよ~プロデューサーさ~ん!!
伊吹翼
暁「ううん、これは君自身が見つけてきた方がいい...今後のためにもね。」
伊吹翼
さぁ...時間だよ。 君の活躍を...姿を皆に見せる時だ!
伊吹翼
はーい! プロデューサーさんも、わたしから目を離さないでくださいね♪
伊吹翼
(わたしは向かう、人生で初めての...憧れのステージに...)
伊吹翼
(コツンという足音と一緒に、)
伊吹翼
(コツンという足音と一緒に、その一歩を)
伊吹翼
(コツンという足音と一緒に、その一歩をしっかりと踏みこんだ)
(台詞数: 45)