北上麗花
【今日はアイドルの一人である北上麗花の一日を覗いてみましょう。】
北上麗花
【あ、ちなみに私はこの世界を作り上げた神…】
北上麗花
【というと大げさなのでナレーションということにしておきましょうか。】
北上麗花
【もちろん私の声はこの世界の人達には聞こえませんし、私の思い通りに動かすこともできます。】
北上麗花
【あ、そこのあなた。今私のことを疑いましたね。】
北上麗花
【いいでしょう、わかりました。では今からこのアイドルを私の思い通りに動かして見せますよ。】
北上麗花
ふんふふんふふ~ん♪
北上麗花
【何やらご機嫌な様子。でもこの後小石に躓いて転んでしまうのです。】
北上麗花
(コツン…)わわっ!?(ドテッ)
北上麗花
いった~い…小石に躓いちゃった…今日の占いで5位だったからかなぁ…
北上麗花
【どうですか!私の思い通りになったでしょう!(どやぁ)】
北上麗花
【おや?どうやらまだ疑ってるみたいですね。】
北上麗花
【わかりました。では次にこの子は茜ちゃんのためにお花を買いに行きます。】
北上麗花
そうだ!茜ちゃんのお家に行く前にお花でも買いにいこっと♪
北上麗花
でもその前にお昼ごはんでも食ーべよっと。
北上麗花
【……お花を買いに行く前にお昼ごはんを食べに行きます。】
北上麗花
【……なんですかその目は?私の話はまだ続きがあっただけですよ。】
北上麗花
【お腹が空いた彼女は近くにあった屋台でホットドッグを注文します。】
北上麗花
あ、こんなところに屋台があるよ。すみませ~ん!ホットドッグを一つ。
北上麗花
と思ったけどやっぱり焼き饂飩を一つお願いします♪
北上麗花
【……ホットドッグを注文しようと思ったけど焼き饂飩に変更しました。】
北上麗花
【何にやにやしてるんですか?ちょっとセリフを間違えただけですから。】
北上麗花
【焼き饂飩を食べ終えた彼女はお花を買いに向かいました。】
北上麗花
ふぅ…美味しかった。それじゃあ次はお洋服でも見に行こっかな♪
北上麗花
【………。】
北上麗花
【(おかしい…私の言う通りお花を買いに行くはずなのに…)】
北上麗花
【ドラマを見ているそこのあなた!少し待っててください(ペラペラ…)(台本チェック中)】
北上麗花
(ぬっ)ねぇ、そこの君?そこで何やってるの?
北上麗花
【今台本を確認してるから話しかけないで!(ペラ…ペラ…)】
北上麗花
【………。】
北上麗花
【ってどうしてあなたがここにいるんですか!?】
北上麗花
【ここは神の領域…この世界の人達が入れる場所じゃないんですよ!】
北上麗花
どうしてって…普通にぬってやったら入れたよ?
北上麗花
【なんていうことだ…これではこの世界のバランスが崩れてしまう…】
北上麗花
【いや、こういう時こそ一旦冷静になるんだ。深呼吸をしよう…すぅ…はぁ…。】
北上麗花
【よし。あーあ~!……おほん。】
北上麗花
【麗花さん、よく聞いてください。このままだと世界のバランスが崩れてしまいます。】
北上麗花
【ですがまだ間に合います。今から私の言う通り、お花を買いに行ってください。】
北上麗花
【くれぐれも勝手な行動は取らないでくださいよ。】
北上麗花
は~い。わかりました~♪
北上麗花
【ふぅ…よかった。物分かりの良い人で助かりました。】
北上麗花
【では改めて、彼女はお花を買いに行き…】
北上麗花
あ、このスイッチはなんだろう?押してみよーっと。
北上麗花
【ああ!!!ちょっと何勝手なことやって……ってそのスイッチは押しちゃだめ…(ポチッ)】
北上麗花
【(ゴゴゴゴ…)あぁ…なんていうことだ…これではもうこの世界の人達は…】
北上麗花
【いや、まだだ…今からでもまだ間に合う…。今すぐお花を買いに行けば…】
北上麗花
何だかんだで時間かかっちゃったから早く茜ちゃんのお家にいかないとね。(トテトテ)
北上麗花
【あ!ちょっと待って!勝手な行動されたら私の存在する意味が…】
北上麗花
【(プツン……)】
北上麗花
えへへ、茜ちゃんのプリン楽しみだなぁ♪
(台詞数: 50)