ジュリア
あたしの名はジュリア。これでも妖精の見習いだ。
ジュリア
なんでも一人前の妖精になるには人間と一緒に過ごさなきゃなんないみたいなんだ。
ジュリア
正直気乗りはしないが…まぁ一人前になるにはしょうがないと割り切るしかないか。
ジュリア
だが、やるからには手を抜いたりはしない、全力でやってやるさ。
ジュリア
お、あいつがあたしと一緒に過ごす人間だな。
ジュリア
こういうのは第一印象が大事だからな。おーい…
北上麗花
む、蠅だー!(パーン!)
ジュリア
きゅぅ…
ジュリア
いきなり何すんだよ!あたしは蠅じゃねー!妖精だ!
北上麗花
妖精…?嘘…本当にいたんだ…。
北上麗花
私、蠅の妖精って初めて見たよ。
ジュリア
だから蠅じゃねえって言ってるじゃないか!
北上麗花
じゃああなたは何の妖精なの?
ジュリア
あたしか?あたしはだな…
ジュリア
そう言われるとあたしって何の妖精なんだ?
北上麗花
やっぱり蠅の妖精なんだよ♪
ジュリア
だ・か・ら!蠅じゃねーから!
北上麗花
ところで妖精さんは私に何か用かな?
ジュリア
おっとそうだったな。
ジュリア
あたしが一人前の妖精になるために人間と一緒に暮らす修行をしに来たんだ。
ジュリア
だから…えっと…
北上麗花
私は麗花だよ、妖精さん。
ジュリア
麗花…レイって呼ばせてもらうぜ。あたしはジュリアだ、よろしくな。
北上麗花
よろしくって勝手に私の家に住み着くつもりなの?
ジュリア
あぁ…すまない。不満があるなら別の人の所にいくから…。
北上麗花
な~んてね。私は大丈夫だよ♪妖精さんと一緒に過ごせるなんて楽しそうだし。
ジュリア
それならよかった。これからよろしくな、レイ。
北上麗花
よろしくね、ジュリアちゃん。早速だけど私の家に案内するね。
ジュリア
お、頼むよ。やっぱり住む場所って大事だからな。(ガチャ)
ジュリア
………。
ジュリア
きったねぇ…。
(台詞数: 31)