北上麗花
__嶺花)…ちと、刺激が強いのこれは。
高木社長
P「嶺花さんは、やや温くなったであろう金属のマグに入った珈琲を啜り語り出した。」
高木社長
P)珈琲ですよ…ああ、洋酒で良ければお酒がありますよ。
北上麗花
嶺花)では、コレに足してくれ……おぬしは、やらんのか?
高木社長
P)私は酒は弱いんです…あくまで急場をしのぐ時用ですね。
北上麗花
嶺花)何ぞ、良く分からぬが……そうだな、これは下戸にはチト強いの。
北上麗花
嶺花)しかし、ヌシはよく妾が「人」ではないと判ったの? P)え?…ああ。瞳ですよ。
北上麗花
嶺花)ひとみ?…妾のマナコを見ておったのか…確かに心を映すからの。
高木社長
P)事務所の子達と話すときの私の癖ですね。ですから…その瞳を見て、よくわかりましたよ。
北上麗花
嶺花)何が判ったのだ? P)貴女の…慈愛の深さです。
北上麗花
嶺花)ふっ……人間が生意気に…。
北上麗花
P「私の返答に嶺花さんはそう鼻で笑うと、ウヰスキーの入った珈琲を一気に飲み干す。」
北上麗花
P)もう一杯如何です? 嶺花)…妾は寝る。話…楽しかった。
北上麗花
P)いえ…こちらこそ。 嶺花)この子のことをよろしく頼むぞ。
高木社長
P「嶺花さんはそういうと…身体から柔らかな光を放った後、眠りについた様子だった。」
高木社長
P)さて、これからどう下山するか…
北上麗花
?)んっ…あれ?ココは何処かしら?あら?
高木社長
P)あっ、おはようございます……あれ?「見ると嶺花さんの瞳が違って見えた。」
北上麗花
?)あ〜…えっと…お兄さん、ココは山小屋…ですよね? P)そうですね。
北上麗花
?)…ああ、良かった。765プロさんの方こちらに居たんですね。 P)失礼ですが貴女は?
北上麗花
登山ガイドの北上麗花です。私反対側の峰から上がって来て…おっと無線を…
北上麗花
麗花)…あれ?ザックが無い… P)ザック無しで上がって来て居ましたよ?
北上麗花
ということは…私、低体温症のままここまで来たとか……よく登ってこれましたよね…。
高木社長
P)その様子でしたね…やっとで珈琲を飲んでらしたから…。
北上麗花
そうでしたか…ありがとうございます。
高木社長
P)いいえ…私は何もしていませんよ、貴女は自力でここまで来たんですから。
北上麗花
そうですか、でも何か暖かいものに包まれていた…あっ、まさか…お兄さんひょっとして///
高木社長
P)えっ?…私は本当に何もして… 麗花)そういうことでしたら貰って頂くしかありませんね。
高木社長
P「その時頭上からバタバタと破裂音が聞こえてくる」『婿殿ぉ〜迎えにきましたぞ!!』
高木社長
P)ああっ、所隊長!ありがとう… 恵美父)なんと…恵美というモノがありながら貴方は…。
高木社長
P)ええっ……所隊長この度は…なっ…なんです…その背後の影は……。
高木社長
恵美父)婿殿…三途の河を見る覚悟がおありか?
高木社長
P)へっ…いや、この方は山小屋に一緒に避難していた…
高木社長
恵美父)娘を泣かせる様なお方は、ちと試練が必要が様子でありますな。
高木社長
P)へ?
北上麗花
恵美父)娘さん、貴女は私達と共にヘリに乗って下さい。 麗花)わかりました♪
高木社長
恵美父)婿殿…貴方は自力で下山してください… P)は…あの状況が…
高木社長
恵美父)それが叶わぬならば、娘に顔を合わせることは許しませぬぞ?【ヘリのハッチバタン!】
高木社長
//恵美父)婿殿ぉ〜\\ P)ちょっと…死ぬし…
高木社長
//恵美父)帰ってくるのだぞ〜♪\\ P)ちょっと、おじさん…
高木社長
美父)帰ってくるのだぞ〜♪\\ P)マジで…
高木社長
ってくるのだぞ〜♪\\ P)おー、なんだか遠ざかる…
高木社長
だぞ〜♪\\パタパタパ… P)あ〜…山越えたな…
高木社長
ぞ〜♪\\パタパタ…ポトポト… P)あ…ドップラー効果かな?
高木社長
トポトポト……シーン。 P)…静かでいいな…。
高木社長
P)…。
高木社長
P)……。
高木社長
P)………。
高木社長
P)…………………っ。
高木社長
P)へーールプミィーーーーーーーーーーーいいいいい!!!!!
(台詞数: 50)