北上麗花
ふっ…。
北上麗花
あっ…あれ…。
北上麗花
私…どうして……
北上麗花
…ここで、寝てたの……
北上麗花
…。
北上麗花
……そっか、登山者を……
北上麗花
…確認する……のに…
北上麗花
…山小屋…に……
北上麗花
…吹雪が……
北上麗花
…そっ…か……ハイマツで…
北上麗花
…風…避けて………
北上麗花
…ああ…。
北上麗花
……かぜ…止んで…る…。
北上麗花
…は…やく…やま……小屋……に…
北上麗花
…で…も、すこし…眠い…な……。
北上麗花
……。
北上麗花
…ちょっ……と……だ…け……。
北上麗花
…ちょっ……と……や…す……み……。
北上麗花
……。
北上麗花
…か……らだ…う……ごか……な…いや……。
北上麗花
…あ…れ…?
北上麗花
…ユ…キ…って……
北上麗花
…こ…んな……暖か…な…の……。
北上麗花
「その時、彼女が不思議な光に包まれたことを…」
北上麗花
「誰も観る者は居なかった…」
北上麗花
「直後に…」
北上麗花
「彼女は自らの脚で立ち上がり…」
北上麗花
「雪山に自らの足を蹴りつけ…」
北上麗花
「『ふぅっ…ふぅっ…』と森林限界の先にある…」
北上麗花
「山小屋を目指して…」
北上麗花
「先程より倍のペースで登りだした…」
北上麗花
?)…ヒトの身体とは…
北上麗花
?)…少々重いな…
北上麗花
?)まったくもって…
北上麗花
?)ヒトの子とは…
北上麗花
?)手の掛かるものだな…
北上麗花
?)…故、憎たらしくも……
北上麗花
?)…愛らしいものなのか……。
(台詞数: 38)