乙女と山と空模様 #5
BGM
たしかな足跡
脚本家
海鞘♪
投稿日時
2016-08-21 20:24:13

脚本家コメント
全くの言い訳に成りますが…m(__)m
忙殺➕暑気あたりでこのところ思い付き力が低下していました_| ̄|○
今年は本当に疲れ過ぎです。

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高木社長
P)ふぅ…何とか着いたな。
高木社長
P「森林限界を超えてから…歩き始めて大体2時間程で目的地の山小屋に着いた。」
高木社長
P「道すがらの天候の変化は今の時期としては今迄にないもので…」
高木社長
P「いきなり風が止んだと思うと、突然の降雪…」
高木社長
P「もっとも…その降雪のお陰か、陽が傾き始める時間にもかかわらず。」
高木社長
P「雪雲と登山道にうっすら積った雪とが足下を照らし…」
高木社長
P「暗がりを歩くこと無く、山小屋へと歩き着くことができた。」
高木社長
P「この山小屋は、管理人が居るわけでもなく…」
高木社長
P「石積み壁土台と木造屋根のいわゆる避難小屋。」
高木社長
P「冬には結構な積雪になるので、屋根の日差しのすぐ下と石積み壁の両方に扉がある。」
高木社長
P)さて、今夜はここに泊まるしかないか。
高木社長
P「ふぅ…と、ひと息つくと若干建てつけの悪いその戸を開けた。」
高木社長
P「中には当然のように誰も居らず…夕陽に暖められた空気が僅かに有るだけだった。」
高木社長
P「…道中、すれ違う人も無く…空気は冷たくなる。」
高木社長
P「更に言えば、身体の体温は体感的に下がる一方で、高山の低気圧下によってか…」
高木社長
P「未だかつてない程に身体が重くなる一方だった。」 それにしても…
高木社長
P)登山道を外れず導くように灯っていた、あの明るい光の玉はなんだったんだ…?
高木社長
P「__お湯を沸かす為に…コッフェルとガス缶とトーチを取り出す。」
高木社長
P「これは学生時代からの10年選手…物持ちがいいのか、壊れないのか…未だに使っている。」
高木社長
P「トーチとガス缶を繋げていると…山小屋の戸板が「ガタガタ」と開き…」
高木社長
P「不気味に黄色味掛かった空の外から女の子が入ってきた。」
北上麗花
?)いや〜、参ったマイッタ……あら?お先の方がいらしたんですね?
高木社長
P「その女の子は疲れて、項垂れる様子も無く…私の方を向いた。」
高木社長
P)こんばんは。お疲れ様でしたね?
北上麗花
?)あっ、ありがとうございます。お疲れ様です♪
高木社長
P)随分軽装だけど…お姉さんは、山の人?
北上麗花
?)えっ?……ええ、まぁw
北上麗花
P「そう答えた彼女は私を不思議そうな顔でこちらを見る。」
高木社長
P「同時に私も視界に入る彼女に…不意に違和感を覚えた。」
高木社長
P)へぇ〜そうなんだ。若いのにえらいね〜。
北上麗花
?)いえいえ、偉いなんてことないんですよぉ。
北上麗花
P「…あの登山道の状況下で、全く疲れを感じさせない声に…」
北上麗花
P「違和感を覚えないのは私だけなのだろうか…」
北上麗花
?『あら…意外に美味しそうね。』
北上麗花
?『どうしてあげましょうかw』

(台詞数: 35)