ジュリア
(……にしても、昨日のおっさんなにしてたんだろう。)
ジュリア
(あたしらに気が付なかっただけなのか? それとも……)
ジュリア
(……ん?
ジュリア
(……ん? あのおっさん、昨日の!)
黒井社長
ー社長室前ー
黒井社長
……これでは765プロを陥れるには不十分すぎるな。
ジュリア
(陥れる? 何の話をしてるんだ?)
黒井社長
貴様にはそれなりの金を払ってやてるんだ。
黒井社長
私が満足するような記事を書いてほしいものだな。
ジュリア
(……まさか!)
北上麗花
ジュリアちゃん、扉の前で何してるの?
ジュリア
わっ! バカ!
黒井社長
誰だ!?
北上麗花
おはようございます♪
北上麗花
おはようございます♪ あれ、お客さんですか?
ジュリア
…どういうことか説明してもらおうか。
黒井社長
…何の話だ?
ジュリア
とぼけんじゃねぇよ! モモから聞いてんだ! そのおっさんは悪質パパラッチだってことを!
黒井社長
悪徳『人聞きが悪いな。真実を伝えるジャーナリストと呼んでほしいものだ。』
ジュリア
だったらなんだよ、その写真は!?
ジュリア
だったらなんだよ、その写真は!? それが真実だ? ふざけるのも大概にしろよ!
ジュリア
あんた、自分が何やってるのかわかって
黒井社長
黙れ! お前たちが口出しするようなことではない!
黒井社長
誰のお陰でここまで上り詰めたのかわかっているのか?
ジュリア
そんな汚い手を使ってまで手に入れた称号に何の価値があるっていうんだよ!
黒井社長
駒の分際で私にたてつく気か?
黒井社長
駒の分際で私にたてつく気か? それに、貴様一人の問題ではないのだぞ?
北上麗花
……
ジュリア
…知ってたんだな、レイ。
ジュリア
なんで相談しなかった?
ジュリア
なんで相談しなかった? なんで話さなかった!?
北上麗花
それは……
ジュリア
こんな汚い手を使ってトップアイドルになって! お前はいいのかよ!
ジュリア
あのおっさんの言いなりのままでいいのかよ!!
北上麗花
……
ジュリア
……信じたあたしがバカだったぜ。
黒井社長
どこへ行く!
ジュリア
あたしは降りる……
ジュリア
あたしは降りる……もう二度と、アイドルなんかやらなねぇ……
黒井社長
勝手にしたまえ。お前の代わりなど幾打でも用意できるのだからな。
ジュリア
……
北上麗花
ジュリアちゃん!
北上麗花
……ジュリア…ちゃん……
(台詞数: 43)