北上麗花
スタッフのみなさ〜ん♪ 今日はお疲れ様でした♪ お先に失礼しま〜す♪
北上麗花
後は〜♪ お家に帰るダケ〜♪ ふんふふ〜ん♪
黒井社長
あー、そこの君。さっきのライブ、見させてもらったぞ。
北上麗花
本当ですか♪ ありがとうございます♪
黒井社長
この程度の規模のライブに、それなりにファンがいるのは、なかなかなものだな。
黒井社長
どうだ? もっと上を目指してみたくはないか?
北上麗花
上…ですか?
黒井社長
感謝したまえ。私が人を褒めるなど一生に一度ないかもしれんのだぞ?
北上麗花
わぁ〜♪ ありがとうございます♪
北上麗花
でも、この上って天井しかないですよ? どうするんですか?
黒井社長
違う! 物理的な上ではない! ……っと失礼。私が言いたいのはだ……
黒井社長
アイドルとして上を目指したくはないか、っと言うことだ。
北上麗花
アイドルとして?
黒井社長
君ほどの実力ならすぐにでもトップアイドルとして活躍できる。私について来れば
黒井社長
他の誰よりも一躍有名になれるのだぞ? 私が声をかけることは名誉な事なのだぞ?
北上麗花
お断りします♪
黒井社長
そうだろう! こんないい話を聞いて断るだなんて馬鹿げた発言をするわけ……
黒井社長
ってちょっと待て‼︎ 今、なんて言った⁉︎
北上麗花
ですから、お断りしました。
北上麗花
誘って頂いたのは有り難いんですが、私はみんなと一緒に、の〜んびりといきたいんです♪
黒井社長
…ガッカリだ。そんな甘っちょろい考え方で、トップアイドルになるつもりか?
黒井社長
どうやら私の見込み違いだった様だな! …だが、私は今日は比較的気分が良い。
黒井社長
もし、考えを改めるとしたらいつでも連絡を寄こすがいい。その日の気分次第では…
黒井社長
我が961プロのアイドルとして、今までの生活が馬鹿馬鹿しくなるほどの夢を見させてやる。
北上麗花
……
黒井社長
ん? 何か言いたそうな顔だな? だが、私はこれでも忙しいのでな。次に会うときまで
黒井社長
よ〜く考えておく事だな! ではな……
北上麗花
……
北上麗花
……私の人生は、絶対無駄なんかじゃない。
北上麗花
大好きな仲間がいて、信頼できるプロデューサーさんがいる……
北上麗花
例え遠回りでも、私はみんなと一緒にトップアイドルになります……!
北上麗花
……
北上麗花
……何だか急に、みんなの顔が見たくなっちゃったな。
北上麗花
あ、そうだ♪ お土産にケーキを買って、劇場のみんなにお裾分けしよ〜っと♪
(台詞数: 34)