周防桃子
さあ着いたよ、お兄ちゃん。
黒井社長
ここは…
周防桃子
そう、桃子が前に働かせてもらったところ。
黒井社長
驚いた。きっと桃子のことだから、オトナっぽいレストランかと。
周防桃子
た、確かにそういったところも考えてはいたけど…
周防桃子
でも、どうしてもお兄ちゃんと一緒に来たかったの。
黒井社長
桃子?
周防桃子
前はね、料理屋さんの仕事って簡単だと思ってたの。
周防桃子
ただ料理を作ってお客さんに出す、それだけの仕事だって。
周防桃子
自分の芸能界の仕事の方がよっぽど大変だって、本気で思ってた。
黒井社長
今はどうだ?
周防桃子
働いてみて、ここの仕事も桃子と同じくらい大変だって思い知らされちゃった。
周防桃子
提供以外にも気を配らないといけない点が多かったし、
周防桃子
相手の気持ちを考えて行動しないといけないのは、アイドルと同じだよね。
黒井社長
それに気づけるとは、桃子は偉いな。
周防桃子
お兄ちゃん?
黒井社長
やってみないとわからないことはたくさんあるんだ。
黒井社長
プロデューサーという仕事も、やってみてから大変な仕事ということを何回も気付かされた。
黒井社長
桃子にだって、まだ知らないことはたくさんあるんだぞ?
周防桃子
・・・
周防桃子
・・・それなら、教えてよ。
黒井社長
ん?
周防桃子
お兄ちゃんのプロデュースで、桃子にたくさんのこと、教えてよ。
周防桃子
桃子はその分だけ、成長してみせるから。
黒井社長
ああ、頼んだぞ。
周防桃子
任せて!桃子は近い将来・・・
周防桃子
誰よりも立派なアイドルに、なってやるんだから!!
周防桃子
\ハッピーバースデー!桃子!/
(台詞数: 28)