周防桃子
はいっ!トンカツ定食お待たせしましたー!ごはん大盛りサービスしといたよっ!
周防桃子
…はいっ、おばさん。洗う食器ここに置いておくね?
周防桃子
…でも、本当にありがとう!桃子がまたアルバイトしたいってワガママ聞いてくれて!
周防桃子
お仕事のギャラはママが管理しちゃってるからお小遣いも制限あるし、桃子11才だから…
周防桃子
…本当はアルバイト出来ないから、ここしか頼める所なくて…。
周防桃子
え?お小遣いの前借りじゃダメなのかって?
周防桃子
そんなのはダメ!桃子の家庭も色々あるの!!
周防桃子
…それに…
周防桃子
…それに…桃子自身が働いたお金でどうしても買いたいんだもん…!
周防桃子
…だって、大事な友達へのプレゼントだし…。
周防桃子
……。
周防桃子
(…最初は他の事務所なのき馴れ馴れしくて鬱陶しいって思ってた…。)
周防桃子
(…桃子の家よりも家庭が円満で、それにすっごく嫉妬もしてた…!)
周防桃子
(…でも、あの笑顔を見てると憎く思う事が出来なかった…!)
周防桃子
(…それに、育や環とは違った積極性と周りを巻き込む天真爛漫さを羨ましくすら思った…。)
周防桃子
(…だから、桃子はあの子の事を…)
周防桃子
(…赤城みりあの事を友達だって気付いたら認めていたんだと思う…!)
周防桃子
(…だから、せめて誕生日プレゼントぐらいは…!)
周防桃子
…も、もう良いでしょ!?どうしても自分で稼いだアルバイト代で買ってあげたいの!!
周防桃子
ほら、奥のテーブルのサバ味噌定食まだでしょ!?食器洗うのは桃子がやるから!!
周防桃子
……。
周防桃子
(…後1時間、がんばらなきゃ!みりあへのプレゼントのために!)
(台詞数: 22)