周防桃子
『11/6 (日) 曇り』
周防桃子
『今日は愛娘・桃子の誕生日。』
周防桃子
『子役からアイドルへ、同じ芸能界でも違う道を歩み始めた桃子。』
周防桃子
『私達の家庭内不和もあり、子役活動に支障をきたしてしまった桃子。』
周防桃子
『それがまた私達夫婦の不和の原因となり、あなたには沢山負担をかけてしまってた。』
周防桃子
『…もし、高木さんからの紹介を受けてアイドルに転向してなかったら…』
周防桃子
『そう考えると、私達の過ちは加速してあなたに更に負担をかけていただろうと思う。』
周防桃子
『その後、アイドルに転向してから数ヶ月するとあなたに笑顔が戻ってきたのがわかる。』
周防桃子
『私の前では反抗してても…
周防桃子
『私の前では反抗してても…鞄に付けてるシールの数が何よりの証拠。』
周防桃子
『今の事務所では私達夫婦では発見出来なかった本当のあなたと向き合ってくれた人達がいた…。』
周防桃子
『高木さん、プロデューサーさん、他皆様には感謝してもしきれません。』
周防桃子
『本当に、ありがとうございます。』
周防桃子
『今日、桃子のバースデーライブを見に行った。』
周防桃子
『ご家族なので来賓席で、と誘われたが…あえて1番隅の席であなたを見守ってた。』
周防桃子
『気付かれないように…というのもあったけど…』
周防桃子
『客観的に向き合って、周防桃子の成長を見たかったから。』
周防桃子
『それが、今後もあなたと向き合って生きていく母親として…』
周防桃子
『感じて受け止めなければならないと思ったから。』
周防桃子
『ライブがどうだったかは…私の右手から匂うバターの香りが答えだ。』
周防桃子
『ライブが終わると直ぐに家に戻り、あなたのホットケーキを作った時点でわかるはず。』
周防桃子
『時計が9時を刺す。もう打ち上げも終わって帰ってくる頃だろう。』
周防桃子
『こんな気持ちであなたを待つのも久しぶりな気がする。』
周防桃子
『だから、今日ぐらいは反抗せずに…』
周防桃子
『満面の笑みでホットケーキを頬張りながらライブのお話を沢山して欲しいと、願って…。』
(台詞数: 25)