周防桃子
P(プロデュンヌ)「桃子、今日はあなたの三者面談よ!」
周防桃子
...お兄ちゃん...ふざけてるの?
周防桃子
P「ふざけてないわよ? 私いたって真面目よ!!」
周防桃子
...お兄ちゃん...働きすぎで頭がおかしくなっちゃったんだね...かわいそう。
周防桃子
P「ま、とにかくアータの三者面談を始めるわ。」
周防桃子
...桃子、三者面談なんて必要ない。 だってあの人達なんかいなくても大丈夫だし。
周防桃子
P「アータは一度親御さんと腹を割って話すべきです。 強がりはそれからよ。」
周防桃子
...もん。
周防桃子
P「...何か言ったかしら?」
周防桃子
...どうせあの人達は、桃子のことを道具くらいにしか思ってないもん。
周防桃子
...そんな人達に話すことなんかない。 だから三者面談なんてする意味ないんだよ?
周防桃子
P「はぁ...桃子は本当に不器用ね...周防家の遺伝なのかしらね....」
周防桃子
P「はぁ...桃子は本当に不器用ね...周防家の遺伝なのかしらね...お父さん?」
黒井社長
桃子父「...桃子。」
周防桃子
...なに? 別にお父さんと話すことなんかないんだけど。
周防桃子
P「桃子、少しお父さんの話を聞いてあげて。 突っぱねるのはそれからよ。」
周防桃子
桃子は大人だからね...お兄ちゃんの言うことならわかったよ。
黒井社長
桃子父「...ありがとうございます、P(プロデュンヌ)さん。」
黒井社長
桃子父「桃子...お父さんとお母さんはお前の才能に嫉妬していたんだ。」
黒井社長
桃子父「いくら働いてもお前の給料には足元も届かない...でも当然だよな。」
黒井社長
桃子父「子供なのに学校も行けず、友達も作れず毎日台本を読んだり努力してたんだ。」
黒井社長
桃子父「なのに笑顔を見せてくれないお前を腹立たしく思ってしまったんだ。」
黒井社長
桃子父「...桃子、アイドル楽しいか?」
周防桃子
...いきなり何?
黒井社長
桃子父「いや...最近よく笑うようになったからさ...」
黒井社長
桃子父「お父さん気が付いたんだ。 自分が見たかったのは娘の笑ってる顔だってさ。」
黒井社長
桃子父「...その...なんというか言葉が見つからないんだけど...」
周防桃子
はぁ...ホント、お父さんにはあきれちゃうよ。
周防桃子
...ほら、早く...桃子をエスコートして。
黒井社長
桃子父「桃子...わかった。」
黒井社長
桃子父「よっと...はい、一緒にいこう。」
周防桃子
いや...四つんばいになってなにしてるの?
黒井社長
桃子父「え...昔みたいにお馬さんごっこじゃないの?」
周防桃子
「」
周防桃子
P「あらあら、桃子にもそんな可愛い時があったんですね♪」
黒井社長
桃子父「そうなんですよ! 『パパと結婚する~』なんて言ってたりして!!」
周防桃子
...んて。
黒井社長
桃子父「どうしたんだ? 早くお父さんの上に乗りなさいな♪」
周防桃子
お父さんなんてだいっきらい!!! うわああん!! ゲシィッ!!(タマを蹴る音)
黒井社長
桃子父「おぅふ!! 桃子ォ、いつからそんな激しいプレイを覚えたんだァァ!!」
黒井社長
P「...タマ蹴られるのは痛いわよね...。」
黒井社長
桃子父(あの頃のママは激しかったなぁ...。)
(台詞数: 42)