星井美希
…すやぁ…あんっ…ハニーのえっちぃ…
星井美希
…なのぉ…なのぉ…。
高山紗代子
…はぁ…まったく、美希ちゃんってば今日も事務所で寝てる…制服シワになっても知らないわよ?
高山紗代子
…あれ?参考書に問題集?
高山紗代子
しかもこれ、難題の国家試験じゃない!?
秋月律子
…はぁ…やっぱりこうなる気はしてたのよね…。
高山紗代子
あ、律子さん、お疲れ様です。
秋月律子
紗代子、お疲れ様。その顔だと、やっぱり疑問になってるみたいね?
高山紗代子
そりゃそうですよ!美希ちゃんって事務所で勉強してるってイメージ全く無いですから!!
秋月律子
まぁ、それはそうよね。でも、その問題集とかは美希から私に借りに来たのよ。
高山紗代子
えっ!?嘘ですよね!?
秋月律子
それが本当の話でね…紗代子はそういえば美希の家の事知らないんだっけ?
高山紗代子
はい、お姉さんがいる事ぐらいしか…。
秋月律子
確かに知っててそれぐらいよね。で、そのお姉さんが教師目指しててね…。
秋月律子
更に美希のご両親は揃って公務員なのよ。
高山紗代子
美希ちゃんの家って凄く堅実な一家じゃないですか!?
高山紗代子
そこからどうしたら、美希ちゃんみたいな突然変異が生まれるんですか!?
高山紗代子
…はっ!!もしかして…お堅く縛られた家に反発してアイドルの道を…だから金髪にも…!!
秋月律子
紗代子…百合子みたいな飛躍しないの。その逆でご両親は美希に激甘よ?
秋月律子
…今回のは、むしろ逆かしらね?
高山紗代子
…逆?
秋月律子
美希が借りに来た時にね、言ってたのよ。
星井美希
律子…さん、ミキね、パパやママ、お姉ちゃんにいっつも甘えてばっかりだから…
星井美希
何かできないかなーって思って、ミキもパパ達の世界をベンキョーしてみたいかなって思ったの!
秋月律子
ってね。まぁ、あの娘なりの親孝行のつもりなのかしらね?
高山紗代子
そうなんですか…。美希ちゃん、内では色々考えてるんだなぁ…私も見習わないと!
秋月律子
そうね、美希って普段が普段だから誤解されちゃうけど、本当は一途で努力家で…
秋月律子
本当はもっと出来る娘だって思っちゃうから、ついつい厳しく当たっちゃうのかしらね?
高山紗代子
ふふ、なんだかんだで憎めないんですよね、美希ちゃんって。
高山紗代子
あ、お茶入れてきますね?もっと私の知らない美希ちゃんの事、聞かせてくれませんか?
秋月律子
良いわよ。あ、冷蔵庫にイチゴババロア入ってたから、一緒に持ってきてくれるかしら?
星井美希
<ガバッ!!>イチゴババロア!?今、イチゴババロアって言ってたの!!
高山紗代子
ひゃうっ!!
秋月律子
…美希…こういう事には本当に耳が良いというか本能的というか…。
(台詞数: 34)