ジュリア
「…本当にいいのか?」
ジュリア
「送ってもらったりして…」
ジュリア
P「ああ、いいに決まってるだろ」
ジュリア
P「今日はもう、何も予定はないからな」
ジュリア
「迷惑じゃないなら、いいんだ」
ジュリア
「あんたと話しながら歩くの、好きだし…」
ジュリア
P「そうか…」
ジュリア
P「俺も、好きだ」
ジュリア
「え?」
ジュリア
P「ジュリアと話ながら歩くのが、って意味な」
ジュリア
「ああ、そっか」
ジュリア
「そうだよな…」
ジュリア
P「ああ…」
ジュリア
「その…ありがと」
ジュリア
P「それは俺の台詞だ」
ジュリア
「そうなのか?」
ジュリア
P「星が綺麗だな」
ジュリア
「おいっ!話を逸らすのかよ」
ジュリア
「でも、確かに…」
ジュリア
「綺麗だな」
ジュリア
P「ああ、綺麗だよ、ジュリア」
ジュリア
「え?」
ジュリア
P「星もジュリアも綺麗だ」
ジュリア
「きゅ、急に何を言ってるんだ、バカP!」
ジュリア
P「なあ、ジュリア…」
ジュリア
「な、なんだよ!」
ジュリア
P「気付いたんだが、俺、ジュリアの名前を知らないんだ」
ジュリア
「いや、知ってるだよ!」
ジュリア
「あたしはジュリアだ」
ジュリア
P「そうじゃなくて…ジュリアの本名を俺は知らない」
ジュリア
「そりゃあ…秘密にしてるからな」
ジュリア
「プロデューサーは、そんなにあたしの名前が気になるのか?」
ジュリア
P「ああ、すごく気になるんだ」
ジュリア
P「気になって夜も眠れない」
ジュリア
「それは流石に嘘だろ!」
ジュリア
P「まあな、でも…ふと、思ったんだ」
ジュリア
P「大切な人の名前を知らないのは、おかしいって」
ジュリア
「これって告白か?」
ジュリア
P「それ以外にどう聞こえたんだ?」
ジュリア
「そ、そっか…でも、確かに…」
ジュリア
「あたしもあんたの名前を知らない」
ジュリア
「大切な人の名前だから、あたしも知りたい」
ジュリア
P「それって、告白か?」
ジュリア
「あ、あたしの台詞をパクるなバカP」
ジュリア
「でも、これがあたしの答えだよ」
ジュリア
P「それじゃ、せーのでお互いの名を言い合うか!!」
ジュリア
P「いくぞ、せーの」
ジュリア
P「俺の名は_____」
ジュリア
「あたしの名は_____」
ジュリア
君の名は。
(台詞数: 50)