プラリネ#14
BGM
REFRESH_RMX
脚本家
ラインナフ@ISF10 G-09 (ミリ10th Act1...
投稿日時
2016-09-19 21:38:43

脚本家コメント
第14話 『subtle heart』(フクザツな心)
あらすじ
フェスに乗り出したジュリィとサイファ、しかしサイファの暴走?で二人の演奏は台無しに...落ち込むジュリィに対してサイファは笑っていた。
夏木という名前...前作の長編『夏色キャンバス』を見ている人ならピンとくるのではないでしょうか...?
次回、another(もう一視点からの話)を投稿します!
次回は誰になるんでしょうか...?

コメントを残す
ジュリア
あたし達はフェスでのライブを終え、マスターのところの出店に帰っていた。
ジュリア
ステージから降りるときの刺すような空気が今も残っている...本当にイヤになりそうだ。
高木社長
マスター「お疲れ様、どうだったフェスの空気は?」
ジュリア
0(サイファ)「おう、チョーサイコーだったぜ、ジジイ!!」
ジュリア
あたしに対して、サイファはあのステージを楽しんでたみたいに笑っている。
ジュリア
...その笑顔はあんな状況というわけもあってか、すごく気味の悪いものに感じた。
高木社長
マスター「...どうしたんだい、ジュリィ?」
ジュリア
「いや...なんでもない。」
高木社長
マスター「まあ、失敗は誰にだってあるさ。 息が合わなかったのも仕方ない。」
ジュリア
「...んなこと言ったってよ...あたしはアイツを抑えることができなかった...。」
ジュリア
「その結果がこのザマさ...とても笑えねぇよ。」
高木社長
マスター「...」
高木社長
マスター「...キミは律儀なやっちゃね~♪」
ジュリア
「...なんだよ人が悩んでるって時に...。」
高木社長
マスター「気にすんなってこと。 あとでお金は渡すから屋台でも見てきなさい。」
ジュリア
「あたしは今からサイと反省会をするんだ。 だからそんな気分じゃ...」
高木社長
マスター「...そのサイファはどっか行っちゃったんだけど? 」
ジュリア
「...マジかよ。」
高木社長
マスター「まぁ、それは次回にして...今はお祭りの雰囲気を楽しんできなさいな。」
ジュリア
「...わかった。」
ジュリア
あたしは気分的に乗り気ではなかったけど、マスターに後押しされる形でくり出した。
ジュリア
...確かにたくさんの出店が並んでいる...ローストビーフ寿司とかアイス天ぷらとか...
ジュリア
...なぜか店員が全員アメコミみたいな体型なのかは...触れないでおくか。
ジュリア
色々な店をぶらつき、疲れたので休憩所に立ち寄ると、そこであるものを見てしまった。
ジュリア
...スカウトがフェスの参加者に声をかけているところだ。 ...あたしも少しは憧れていた。
ジュリア
「...ま、来るワケないか。」
黒井社長
?「一体、何がかな?」
ジュリア
「うわあっ!? な、なんだよアンタ!」
ジュリア
突然、後ろから声をかけられあたしはイスから転げ落ちそうになった。
黒井社長
?「...ああ、すまない。 私はこういう者だ。」
ジュリア
男はあたしに名刺を差し出した...それなりにいい紙を使ってることに気がついた。
黒井社長
夏木「『4916(ユグドル)プロダクション』代表取締役の夏木という。 よろしく頼むよ。」
ジュリア
「...ユグドルプロダクション...すいません、聞いたことないです...。」
黒井社長
夏木「当然だ。 今年でちょうど日本に来て一年になるかならないかだしな。」
ジュリア
「...それで、その新設プロダクションの社長さんがあたしに何の用ですか?」
ジュリア
夏木はあたしに対し、真剣な顔で話を切り出してきた。
黒井社長
夏木「明後日、私の会社でとあるイベントをするのだが、君にその依頼をしにきたのだ。」
黒井社長
夏木「無論、報酬は出す。 ...そのまま所属ということもあり得る。」
ジュリア
...あたしは少し迷っていた。 今日のライブであたしは大きなミスをしてしまった。
ジュリア
...そんなあたしがゲストとは言えど、またオファーされたんだ...どうしたらいいんだよ!
黒井社長
夏木「...迷っているならば、君の心に聞け。 君自身がどうしたいか、考えてくれ。」
ジュリア
...あたしが...どうしたいか...か。
ジュリア
「...」
ジュリア
「...あたしは...」
黒井社長
夏木「...わかった。 それではまた今度。」
ジュリア
夏木社長はあたしに背中を向け立ち去っていった。
ジュリア
...また一つ、あたしの中に課題が一つできた気がした。

(台詞数: 47)