ジュリア
………。
ジュリア
……ああ、プロデューサー
ジュリア
アタシと相棒ならいつでも、いけるぜ
ジュリア
余計な心配は、いらないよ。フェスの空気には慣れてる
ジュリア
……ねぇ、プロデューサー…アタシの前に歌っているアイドルグループの事なんだけさ
ジュリア
今回のメインって言われてるらしいじゃん。
ジュリア
あそこのライブチケットとかもオークションで、おかしな値段になってたしさ…
ジュリア
敷居が高くなるよねそういうの…。遠い世界の住人って感じると言うかさ
ジュリア
そりゃあさ、他所は他所、ウチはウチって言われたらそれまでの話だけどね。
ジュリア
だけどその考え方は、きっと面白くないと思う
ジュリア
たまに思うよ。路地で演奏してる時に、通り過ぎる人たちは何を考えて、生きてるんだろうって…
ジュリア
どうして、アタシの曲で、立ち止まってくれないんかなってさ。
ジュリア
今は忙しい、仕事の事で頭いっぱいだって事?
ジュリア
そういう人達からみれば、アタシのやり方は子供の遊びにみえるのかな?
ジュリア
自分達の世界に壁を作ったり、一線を引かれたりしたら、伝えたい事も伝わらないよね。
ジュリア
少なくともアイドルってさ…誰かの力になったり、力をもらったりする関係なんだろ
ジュリア
まぁ、これはハルカの受けおりなんだけどね…。なんとなくわかる気がするよ。
ジュリア
……さて、そろそろ出番か
ジュリア
あ〜、ひでぇ〜もんだな。目的のアイドルが歌ったら、席から離れやがったよ。
ジュリア
まったく、トイレか本当に帰るか知らないけどさ…失礼な話だぜ
ジュリア
……後悔させなきゃな、この場所で席を離れてしまった報いをさ
ジュリア
そういえばさ、プロデューサーにとって、これが記念なんだよな
ジュリア
300回の節目のさ…
ジュリア
アタシはプロデューサーみたいなやり方は、しょうにあわない
ジュリア
アタシはアタシなりのやり方で、伝えに行ってくる。
ジュリア
アタシはアタシなりのやり方で、伝えに行ってくる…。相棒と一緒にな
ジュリア
照明が消えたな、それじゃあ行ってくるぜ…!
ジュリア
……。
ジュリア
………♪
ジュリア
…………ッ♪♪♪♪
(台詞数: 30)