高木社長
『─優勝は……エントリーNo.2028、ぷっぷかプリン!』
高木社長
『<<えぇぇぇぇ!?!?や、やったぁぁあー!1000万円だぁぁあー!!』
高木社長
『<<ふふっ。茜ちゃん、私達ほんとに獲っちゃったね♪』(ピッ)
高木社長
……
高木社長
……あれから1年。時が経つのは早いものだ
天海春香
(バタン)失礼します!
秋月律子
社長、お呼びですか?
高木社長
おお、天海くんに秋月くん。よく来てくれたね
天海春香
あれ?そのDVDって…去年のミリワンですか?
高木社長
うむ、これは昨年のDVDだ。野々原くんと北上くんが、初参戦で見事優勝した時のものだね
秋月律子
『ミリワングランプリ』。確か、アマチュア漫才の頂上決定戦ですよね
天海春香
去年はびっくりしましたよね!決勝に行っただけでも凄いのに、優勝しちゃうなんて……
秋月律子
去年は茜が個人で申し込んだのよね。年末にテレビつけて映ってた時はびっくりしたわ
高木社長
うむ。二人を呼んだのは、そのことで話があってなんだ
高木社長
……765ライブシアターのメンバーで、今年もミリワンに参戦してもらいたい!
天海春香
えっ!今年も出るんですか?
高木社長
うむ。そして去年とは異なり、今年は765プロとして全面的にバックアップさせてもらう!
高木社長
プラチナスターライブのユニット10組で再び集結し、その中でコンビを組んでもらいたい
高木社長
つまり計10組、20人がアマチュア漫才師として参戦することになるね
天海春香
あっ、あの!
高木社長
ん?何かな、天海くん
天海春香
……去年ぷっぷかプリンが優勝したのは、茜ちゃんが陰で物凄く努力をしたからなんです
天海春香
2015年大会を見て『来年出よう』ってすぐ決めて。それから相方として麗花さんを誘って。
天海春香
自分も必死にお笑いを研究してネタを書いて。仕事と並行してずっと練習を重ねて
天海春香
私達は全然そんな経験も腕前もないし、出ても初戦敗退しちゃうんじゃないかなって…
秋月律子
確かに……奈緒とかを除けば、笑いに関しては初心者レベルだものね
秋月律子
社長、そう仰るからには『ただ出るだけでいい』というお話ではないんですよね?
高木社長
うむ。目指すはただ一つ
高木社長
……前人未到、我が765プロによる大会2連覇だ!
秋月律子
あら……私も、流石にそこまでは想定していませんでした
高木社長
勿論、意味もなくミリワンに出てくれと言うつもりはないよ
高木社長
アイドルとして今後活躍していく上で、競技漫才から学べるものは多いからね
高木社長
君達は『人前でパフォーマンスをする』プロだ。舞台に立つ回数はプロの芸人にも劣らない
高木社長
そこに『喋りで笑いをとる』ことが出来れば、更に活動の幅が広がると思うのだよ
秋月律子
なるほど……確かに、雛壇のトークなどで活躍を見せるアイドルは少ないですからね
高木社長
勿論全員に参加を求める気はないが、それで輝く可能性を秘めた子がいるのも確かだ
高木社長
天海くんはバラエティーにもよく出るから、こういった感覚は分かるのではないかね?
天海春香
確かに……よその事務所でも、笑いのスキルが高い子は何人かいますからね
高木社長
申し訳ないが、2人は今回大会自体には参加せず、裏方として皆を支えて貰いたい
高木社長
従って、リコッタとレジェンドデイズは残り4人の中から2人を選んでもらうことになる
天海春香
分かりました!では、まずはみんなを集めて伝達してきますね(バタン)
秋月律子
……ところで社長。実際のところ、優勝するチームは出てくると思いますか?
高木社長
今はまだ何とも言えないね。…ただ
秋月律子
ただ?
高木社長
今後コンビとして活動する中で化学反応が起きれば、不可能ではないと思っているよ
秋月律子
そうですね。私も頑張ってみんな、そしてレジェンドデイズのサポートをしたいです
高木社長
そうだ、一つ言い忘れていた。優勝したら、賞金はユニットで山分けして構わないよ
秋月律子
本当ですか!……なら、絶対にあの子達に獲らせます!!
高木社長
おや、どうやら秋月くんにも火がついたようだね。今後を楽しみにさせて貰うよ!
(台詞数: 49)