アカウントと貞操はお大事に
BGM
瑠璃色金魚と花菖蒲
脚本家
モココ
投稿日時
2017-10-10 21:51:30

脚本家コメント
このお話はフィクションです
が、オンゲでのレベル上げはよくあるようですね。
皆さんもお気をつけください。

コメントを残す
音無小鳥
あら?どうしたの紬ちゃん?そんな落ち込んだ顔をして
黒井社長
紬『小鳥さん…ウチ、どうしたらいいのか』
音無小鳥
何か心配事?良かったら小鳥お姉さんに相談してみない?
黒井社長
紬『そうですね…小鳥さんならウチよりも詳しいかも知れませんし』
音無小鳥
そうよ、小鳥お姉さんに任せなさい
音無小鳥
(これを機に紬ちゃんの中の小鳥株を急上昇させるのよ!)
音無小鳥
(上京して独り暮らし…寂しいに決まってる。なんだったらお友だちになって…ぐひひっ)
黒井社長
紬『小鳥さん?』
音無小鳥
ぴよっ!?それでどうしたのかしら
黒井社長
紬『実は、少しでも皆さんの事を知ろうとミリオンライブのゲームを始めてみたんです』
音無小鳥
アプリゲーム、アイドルマスターミリオンライブ!絶賛稼働中!のことね?良い心がけだと思うわ
黒井社長
紬『ある程度進めていくとラウンジっていうのに入れるようになるんです』
音無小鳥
そうね、自分でも作れるようになるわね
黒井社長
紬『ウチは自分では作らず、どこにも入らなかったんですが、突然面識の無い人に誘われて…』
音無小鳥
そのラウンジに入ったのね
黒井社長
紬『はい。少し迷ったんですけど』
音無小鳥
まあ、そこまではよくある話よね。ラウマスさんは将来性のある新人をスカウトすることもあるわ
黒井社長
紬『最所の方は良かったんですけど、イベントに参加していないとか週ファン数がどうとか…』
音無小鳥
ああ…けっこう厳しい所だったのね。除名されても文句言えない感じかな?
黒井社長
紬『ウチも誘いに応じた手前、できる範囲でがんばったんですけど…ダメで』
音無小鳥
除名されちゃった?
黒井社長
紬『いえ…ううう』
音無小鳥
ちょ、どうしたの紬ちゃん!?
黒井社長
紬『実は…』
高木社長
ラウマス『君さ、日中忙しくてプレイできないなら、変わりに進めておいてあげるよ』
高木社長
ラウマス『大丈夫。なんなら今使ってないSRとかあげるからさ。ほら、IDとpass教えてよ』
音無小鳥
えっ!?教えちゃったの?
黒井社長
紬『はい…トレードでSRを送って来たし、断るのも気が引けて…』
音無小鳥
それはダメね。規約とかにも引っ掛かっちゃうけど…
黒井社長
紬『先日、身に覚えの無い請求書が来たんです。キャリア決済って言うんらしいんですけど』
音無小鳥
もしかしてパスワード同じだったのかな?
黒井社長
紬『はい…ウチ、どうしたら良いのか分からなくて。もう金沢に帰るしか…』
音無小鳥
帰るのは待って!?
音無小鳥
取り合えずそのアカウントは止めましょうか。愛着のあるアカウントでしょうけど…仕方ないわ
黒井社長
紬『やっぱりそうするしか無いですよね…』
音無小鳥
あと、警察にも相談しましょう。IDを教えたにせよ、勝手に買い物しちゃうのは犯罪よ
黒井社長
紬『そんな…警察なんかに相談したら…』
音無小鳥
大丈夫よ。その辺りは配慮してもらえるだろうし。あと支払いは…
黒井社長
紬『それは大丈夫だったんですけど…今月の生活費が…』
音無小鳥
(チャ~ンス)良かったらしばらく私の家に来ない?ご飯位なら一緒に…ね?
黒井社長
紬『そんな…小鳥さんにご迷惑はかけられません』
音無小鳥
良いのよ。困ったときはお互い様。こんなときは遠慮しなくて良いのよ
黒井社長
紬『…ウチ、小鳥さんに相談して良かった。これからは小鳥お姉ちゃんって呼んでも良いですか』
音無小鳥
いや~お姉ちゃんなんて…でも、どうしてもって言うなら♪えへへ…
高木社長
歌織『小鳥さん!?小鳥さん!?こんなところで寝ていたら風邪をひいてしまいますよ』
音無小鳥
んにゃ?歌織ちゃん?
音無小鳥
(ばっ)えっ!?紬ちゃんは!?夢の同棲生活!?可愛い妹ちゃんは!?
高木社長
歌織『やだ、寝ぼけているんですか?小鳥さんったら。よだれ、垂れてますよ?ふふふ…』
音無小鳥
しょんな~
高木社長
歌織『皆さんも強引な勧誘やアカウント乗っ取りには気を付けて下さいね。あとお局様の魔手にも』

(台詞数: 50)