音無小鳥
……もうためらわない。だって気になるんだもの。
音無小鳥
大丈夫。謝れば許してくれるはず!
音無小鳥
ペラッ
音無小鳥
『IがSに怒られていた。不用意なことは言うもんじゃないね』
音無小鳥
『あそこまであんこにこだわりがあるなんて知らなかった。プレゼントするときは気を付けよう』
音無小鳥
『ちなみに茜ちゃんはいつもスウィーティーだよ』ペラッ
音無小鳥
『Rのプロデュース能力にはびっくりだ。伊達にお姉さんやってないね』
音無小鳥
『これでSも少しは自分を見直してくれるといいけど。あと、茜ちゃんは眼鏡も似合う』ペラッ
音無小鳥
『MとSが山崩しをやったらしい。負けず嫌いな二人だから静かに白熱しただろう』
音無小鳥
『それ以来、MとSが妙に私を観察してくる。可愛いから仕方ないね。それは茜ちゃんも同じだね』
音無小鳥
『Sのステージの前にMがお弁当を持って行っていた。Mは本当に仲間を見ている』
音無小鳥
『SもそういうMの良さを見習いたいと言っていたが、今でも充分にみんなを見ていると思う』
音無小鳥
『そういえば、茜ちゃんはどんなお弁当も残さず食べきれると思っていたらしいよ』
音無小鳥
『SがAとケーキ屋さんに行ったらしい。S曰く、AはスイーツならばNやTにも匹敵するらしい』
音無小鳥
『話を聞く限り、Aと一緒にいたことでSの緊張もほぐれたようだ』
音無小鳥
『ところで、事務所の癒し系四天王に茜ちゃんが入ってるって知ってた?』
音無小鳥
『SがNに相談をしていた。次の相手であるY対策のようだが、私の出る幕はないようだ』
音無小鳥
『Nはいい相談役だ。Sの顔を見てればわかる。ちなみに茜ちゃんは笑いで和ませるタイプ』
音無小鳥
『SとMがパーティの準備をしていた。なんというかSもMの相手が板についてきた感じがする』
音無小鳥
『Mは知ってか知らずか、Sに的確なアドバイスをしていた。Sは背中を押してもらえたようだ』
音無小鳥
『関係ないけど、茜ちゃんはおせちにエビもタイも入れない派』
音無小鳥
『SとYのライブバトルは熱かった。お互いがお互いを意識しているのが強く伝わってきた』
音無小鳥
『Yは悔しがっていたがしょげてはいなかった。これがいい勝負の結果なのだろう』
音無小鳥
『そういえば、茜ちゃんは勝負に負けても負けたつもりはないらしいよ?』
音無小鳥
『SがRの仕事を手伝っていた。Rは多才だなと思ったけど、目標のためならば当然とも思う』
音無小鳥
『そんなRから裏方に推薦されるSも凄い。将来はどうなるんだろう』
音無小鳥
『そういえば、茜ちゃんも事務も営業も何でもできるらしいよ?』
音無小鳥
『MとSが特訓をしていた。普段寝てばかりのMだけど、やるときはやる。だから、Mなんだよね』
音無小鳥
『明日はとうとうTとSのライブだ。どうなるだろう。あと茜ちゃんを枕にすると幸せになれるよ』
音無小鳥
『Sは自分を真面目だと言った。そのうえでTに挑んだ。結果は……』
音無小鳥
『わずかな差だったと思う。それでも勝ち負けは決まってしまう。Sは胸を張っていい』
音無小鳥
『Sに事務所の屋上に呼び出された。私が何か隠していると疑っているらしい』
音無小鳥
『……私はいつもどおりやってるだけなんだけどな。ただ、みんなの笑顔が見たいだけ』
音無小鳥
『いつかSにも分かる日が来るといいな』
音無小鳥
『今日は散々な日だ。帰り道の途中でSに捕まってHやT、Sと一緒に勉強会をやる羽目になった』
音無小鳥
『きっと成績は上がっているだろう。そうじゃないと困る。でも……』
音無小鳥
『Sの笑顔がとても綺麗だったから、別に上がらなくてもいいかもしれない』
音無小鳥
『……この日記もこれで終わりにしよう。Sが元気になったのだから』
音無小鳥
『765プロ所属アイドル
音無小鳥
『765プロ所属アイドル 秋月律子
音無小鳥
『765プロ所属アイドル 秋月律子のふりした茜ちゃん』
音無小鳥
……パタン
音無小鳥
ただの日常を書いたものだったはずなのに、気づいたらSを応援する内容になっていたわね。
音無小鳥
でも……Sとみんなの掛け合いが楽しめたから、良かったかな。
音無小鳥
さっ、この日記帳は元に戻しておきましょう。そろそろみんな戻ってくる頃でしょう。
音無小鳥
また、いつか開く日は来るのかしらね?
音無小鳥
ガチャッ
音無小鳥
おはよう、紗代子ちゃん。今日もお仕事頑張ってね!
(台詞数: 48)