高木社長
いやぁ、今日も見事な歌だったよ音無君
音無小鳥
ふふっ、楽しんでいただけたようで何よりです♪
高木社長
確かあの歌は彼女の…
音無小鳥
はい、今日は特別なお客様も来ていただけるということでしたので…
高木社長
…だそうだぞ?嬉しいサービスをしてもらったなぁ、うん?
黒井社長
…フン
高木社長
まったく、お礼の言葉ぐらい言えないのかキミは?
音無小鳥
まぁまぁ、折角の二次会なんですから楽しくいきましょう?
高木社長
…そうだね。悪かったな黒井
黒井社長
…チッ、私がこんな外で飲むことになるとはな
高木社長
ははは、たまには良いじゃないか。それに見てみろ…
黒井社長
ん?
高木社長
今は春だが…月見酒なんて風情があっていいじゃないか。中々こんなことをする機会はないだろう?
黒井社長
…当たり前だ。私はお前と違って忙しいのだからな
高木社長
はっはっは!それはそうだな!
音無小鳥
もう、そこは笑うとこじゃないですよ?
高木社長
いやぁ、すまんすまん
高木社長
…月もさることながら、桜も見事な味を出してるねぇ
音無小鳥
はい…綺麗ですね…
黒井社長
……
高木社長
おっと、注ごうか?
黒井社長
…フン(スッ)
高木社長
ふふふ…(トクトク)
音無小鳥
ふふっ♪
黒井社長
…高木、お前はいつからそんなに甘くなった?
高木社長
甘い?…私が?
高木社長
……そうかもしれないな
音無小鳥
社長…
黒井社長
かつてのお前は私と同じものを目指し、その力と志を認めていたんだがな…
高木社長
はは、さては酔ってきたな?
黒井社長
高木
高木社長
……信じてみたくなったんだよ
黒井社長
なに?
高木社長
彼女たちの笑ったり…怒ったり…泣いたり…
高木社長
辛いことも沢山あっただろうに、それでも仲間と共に夢へ向かって走り続ける彼女達を見てると…な
黒井社長
…フン、くだら…
高木社長
なくはないぞ?少なくとも私にとってはな
高木社長
彼女たちは…「夢」なんだよ。今の私にとっての…
黒井社長
………
音無小鳥
お注ぎしますよ?
黒井社長
…君はいいのか?
音無小鳥
え?
黒井社長
あの頃の君の夢は…
音無小鳥
…いいんです。私は…
音無小鳥
あのお店で時々歌を唄わせて貰えれば。それに…
音無小鳥
今はあの娘達がトップアイドルになるのが、私の「夢」なんです。
音無小鳥
そのお手伝いをさせてもらえる今は、とても幸せですよ?
黒井社長
…そうか
高木社長
ほら、空になってるぞ?
黒井社長
…フン
(台詞数: 50)