音無小鳥
社長「音無君ちょっといいかね?今度の企画の事なんだがね…」
音無小鳥
はい。今度のCDに収録するアイドルメンバーの話ですか?
音無小鳥
社長「ああ。今回のメンバーは、ユニットに拘らずにいこうかと思ってね」
音無小鳥
社長「プロデューサーである彼の意見も入れながら、アイドル全員の中から選ぼうと思う」
音無小鳥
社長「大体五人くらいの目安で考えているんだが…、この企画書に目を通しておいてくれたまえ」
音無小鳥
はい、わかりました
音無小鳥
(確認中)…
音無小鳥
(確認中)……
音無小鳥
(確認中)………
音無小鳥
(確認中)…………
音無小鳥
(確認中)…………ピヨッ!?
音無小鳥
しゃ、社長!どういうことですかこれは!!ドアガチャ
音無小鳥
社長「うん?何かあったかね?」
音無小鳥
あったも何も!この予定収録者一覧に私の名前がありましたよ!?
音無小鳥
社長!また勝手に私の名前も企画書に加えましたね!?
音無小鳥
社長「おや?そうだったかな…」σのヮの
音無小鳥
社長「この前も、ツアーライブのアイドルカラー特製ペンライトに私の名前も入ってましたよ!?」
音無小鳥
そのまま発注にかけてしまったので、音無小鳥仕様ペンライトが出来て大変だったじゃないですか!
音無小鳥
社長「ああ~、あのカラーライトは良い発色だったね。我ながら会心の出来だと思うよ」
音無小鳥
後始末、すっっっごく大変だったんですよ!?社長も(経費的に)半泣きだったじゃないですか!?
音無小鳥
社長「まぁまぁ、結局ファンの皆さんにお配りして、喜んでもらえたから良かったじゃないか」
音無小鳥
在庫は無くなりましたが、売上も無いですからね!マイナスですよ!マイナス!!
音無小鳥
……とにかく、私は歌いませんからね
音無小鳥
……私は、アイドルではないですから
音無小鳥
社長「……!」
音無小鳥
社長「……すまない。…企画書については、こちらの確認不足だったね」
音無小鳥
あっ…いえ……そういう意味では…
音無小鳥
……社長、私は嬉しいんですよ
音無小鳥
今でも私に、歌を歌わせようとして下さるんですから…
音無小鳥
私は、歌が大好きです
音無小鳥
ですけれど、それ以上に…
音無小鳥
あの娘達、アイドルのみんなが大好きなんです
音無小鳥
アイドルのみんながキラキラ光輝くのを、側で見守り支える…
音無小鳥
それが今の私の『幸せ』なんです
音無小鳥
社長「……そうか」
音無小鳥
プルルルルル……あっ、電話ですね!
音無小鳥
――お電話ありがとうございます!こちら765プロでございます!
音無小鳥
社長「……」
音無小鳥
社長「……音無君。君も立派に光輝いているよ。」
音無小鳥
社長「なんだって、この765プロの自慢の『もう一人のアイドル』だからね」
(台詞数: 40)