夢の続き
BGM
THE IDOLM@STER(M@STER VERSION ーREMIXー)
脚本家
三万石
投稿日時
2015-05-10 23:19:09

脚本家コメント
アイドルマスターSP全員コンプリートの隠しEDより設定抜粋。
二人の根底は同じ物だと信じています。
アニマスでチラッと出ましたが、二人の指す『彼女』とは音無さんのお母さんだと思っております(黒子の位置的に
この辺り、公式で掘り下げてくれたら嬉しいですねぇ。

コメントを残す
黒井社長
こんな所に呼び出して、なんのつもりだ?高木。
高木社長
少し昔話がしたくなってね……。あれからお前はどうだ?
黒井社長
ふん、くだらないことを聞くな。
高木社長
……私は後悔と自責の念から逃れた事がないよ。彼女の言葉が忘れられん。
黒井社長
『夢の続きが見つからない』か……。
高木社長
今の私達なら、彼女にどういった答えを出してやれるのかな……。
黒井社長
明確な答えなどない。そんなことはお前も分かっているだろう。
黒井社長
彼女は王者たり得る資格が無かった。それだけの事だ。
高木社長
黒井!!
黒井社長
私達もふくめて、な。
高木社長
黒井………。
黒井社長
ふん、話はそれだけか?
高木社長
あぁ……。
黒井社長
ならば私はもう行く。こんなところで無駄な時間を過ごしている暇など無いのだからな。
高木社長
突然呼び出してすまなかった……。
黒井社長
ふん。
高木社長
………………………
黒井社長
………………………
黒井社長
高木。王者は常に一人だ。
黒井社長
そして、王者は絶対的に孤独なものだ。
黒井社長
貴様の考えでは、王者は絶対に生まれはしない。
高木社長
そうかも…しれないな。
黒井社長
才能で劣る者、精神的に保たない者、芸能界の闇に押し潰される者………
黒井社長
それでも走り続け、最終的に頂点に立てるのは、選ばれた人間だけなのだ。
黒井社長
皆で仲良く手を繋いで頂点を目指すなど、現実から目を背けるだけの戯言に過ぎん!
高木社長
…………それでも私は…!
黒井社長
そこで食い下がれるなら、お前はその道を進めば良いだけではないか?
高木社長
黒井…
黒井社長
私は私の道を行く。お前とは違う。それだけの話だ。
黒井社長
だが………
高木社長
………だが?
黒井社長
遠い未来。気が向いたら、いつか音無小鳥を加えて話すのも悪くない。
黒井社長
………遠い未来の話だ。
高木社長
遠い………未来の話か。
黒井社長
まだそれを語る舌を持たん。
黒井社長
俺も、お前もな。
高木社長
そうか…そうだな………

(台詞数: 37)