くろいたちの夜
BGM
TOWN_RMX
脚本家
澪蓮(みれん)P
投稿日時
2015-04-28 20:37:07

脚本家コメント
影絵っていうと…ねぇ?やっぱりこれ思い出しますよw
でも、こういう始まりで確か良かったんだったよね…本編…20年前の記憶だから朧げですがw

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高木社長
急斜面を転がり落ちる私とは裏腹に、黒井の奴はまるでプロスキーヤーのように華麗に滑る。
高木社長
雪まみれになった私を、黒井は見下しながらあざ笑い、こう言った。
黒井社長
1: ふん、ざまぁないな高木!!! 2:まるで雪達磨の成れの果てだな!
黒井社長
▷2:まるで雪達磨の成れの果てだな!
高木社長
そ、そんなに酷い格好かね?
黒井社長
ああ!酷いも何も、幼稚園児が泥混じりで作った凸凹の雪達磨の溶けかけのようだぞ!!
高木社長
そこまで言わんでも良いのだが…。
黒井社長
ふん、これだから弱小プロダクションの社長は!暇で肥えるだけのメタボ中年になるのだ!
黒井社長
さて、私はもうひと滑りするが…どうする?
黒井社長
まぁ、何度滑っても同じ結果だろうがな!!ふはははははは!!
高木社長
い、いや…もう止めておこう…。雲行きも怪しくなっているようだし…。
高木社長
そう言って私は空を指差す。そこには先程の晴天が嘘のような曇天に変わり、風も出てきた。
黒井社長
1:……む…そうだな…確かに……。 2:怖気ついたのか、高木?
黒井社長
▷2:怖気ついたのか、高木?
高木社長
い、いや…山の天気は変わりやすい…万全を期すに越したことはない…。
黒井社長
ふん!臆病者めが!このぐらいの天気、どうという事はない!
黒井社長
それに、私は天気をも超越する存在だぞ!?この私に逆らうものはないのだ!!
高木社長
…やれやれ。私は先にロッジに戻って休んでいるからな。
黒井社長
ふん、勝手にするがいい!ケンタッキー以上のチキンが!!
黒井社長
ふはははははは!!ふはははははははははははははは!!!!
高木社長
…それから1時間後…
高木社長
私の予想通り天気は荒れて大きく吹雪く事となり…
高木社長
黒井の奴は崖の下で凍死寸前の状態で発見された…
高木社長
…だから最初に言っておいたのに…

(台詞数: 24)