黒井社長
この馬鹿者がぁ!
黒井社長
男社員B「も、申し訳ありません!」
黒井社長
貴様ぁ……狙う相手を間違えて、無関係の者を傷付けた挙げ句、何もせずに逃げたそうだな?
黒井社長
それでもし足がついたら、どう責任を取るつもりだ!?
黒井社長
男社員B「す、すみません!」
黒井社長
………………
黒井社長
貴様は今日限りでクビだ
黒井社長
男社員B「!?」
黒井社長
貴様のようなポンコツ、我が961プロにはいらん
黒井社長
男社員B「そ、そんな!」
黒井社長
目障りだ、消えろ
黒井社長
男社員B「っ!」
黒井社長
<ガチャッ………………バタン>
黒井社長
さて、次は誰を向かわせるか……
黒井社長
<コンコン>
黒井社長
入れ
黒井社長
<ガチャッ>
黒井社長
男社員A「失礼します」
黒井社長
何だ?
黒井社長
男社員A「<バタン>社長、前々から探していた“例のポケモン”の居場所が分かりました」
黒井社長
何ぃ!?それは本当か!?
黒井社長
男社員A「はい、こちらでございます<パサッ>」
黒井社長
………………(スッ)
黒井社長
んん?この場所……ここからそんなに離れていないではないか
黒井社長
男社員A「えぇ、すぐ近くにあったようです」
黒井社長
えぇい、あいつらは何をやっているのだ!こんな近くにあるものを見逃すなどと
黒井社長
男社員A「その事なのですが……一応、その周辺を捜索していた者に話を聞きました」
黒井社長
男社員A「そうしたら皆、口を揃えて“そこには何も無かった”と」
黒井社長
何だと?ならばこの情報が間違っていると?
黒井社長
男社員A「昔の資料の情報なので何とも言えませんが……恐らく間違ってはいないかと」
黒井社長
まぁいい。大至急、捜索班全員を資料にある場所に向かわせろ
黒井社長
男社員A「畏まりました……あ、そう言えば社長」
黒井社長
何だ?
黒井社長
男社員A「捜索には、“あの者”も加わるのでしょうか?」
黒井社長
……あぁ、“アイツ”か。いや、アイツはまだ呼ばん。もうしばらくは、765プロにいてもらう
黒井社長
男社員A「分かりました……しかし不思議ですね。未だに身元がバレていないとは……」
黒井社長
「信用」というのは、一朝一夕で築ける物ではない。信用を築くのは、長い時間が掛かるのだよ
黒井社長
だからこそ、私はわざわざ765プロのITSに、アイツを入所させたのだ
黒井社長
男社員A「なるほど……候補生の頃から、ずっと765プロの仲間だと周りに思わせていたと……」
黒井社長
そういう事だ
黒井社長
男社員A「分かりました。では、私はこれで失礼します」
黒井社長
あぁ、ご苦労だっな
黒井社長
<ガチャッ………………バタン>
黒井社長
………………
黒井社長
そうか……もうすぐ“アイツ”を、この目で拝む事が出来るのか……
黒井社長
クク……“アイツ”を私の支配下に置き、そして“あの鎧”を装着させれば無敵になる
黒井社長
そうなれば……我が961プロの天下は約束されたも同然!
黒井社長
今に見ておれ……低俗な凡人共よ。アイドルトレーナー界の天下を取るのは、我々961プロだ
黒井社長
ハーッハッハッハッハッ!!
(台詞数: 49)