私のジャーナリズム
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脚本家
澪蓮(みれん)P
投稿日時
2016-06-16 01:01:55

脚本家コメント
今回のイベントを、そらさんの視点で見たらこうなるのかな?というIF妄想。

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早坂そら
あの娘達が投獄されて数週間…怠惰な日常は繰り返されていた。
早坂そら
『アイドル』という最も近くて遠い偶像の無い世界で。
早坂そら
コンビニに立ち並ぶ週刊誌は面白みが薄れ、CMもお堅い優等生なものばかり。
早坂そら
仕事のために向かった野球場も、華やかなチアダンスは無くブサイクなマスコットが動くだけ。
早坂そら
そう、彼女達の投獄で世界は色を失った。
早坂そら
フィルムを買うために立ち寄った駅前の大型カメラ店。
早坂そら
マルチメディアを謳ってる店内は当然の事ながら品数はごまんとある訳で。
早坂そら
…ふと、CD売り場に足を運ぶ。
早坂そら
そこには演歌とクラシック、教材CDのオンパレードで、まるで図書館のような品揃え。
早坂そら
親戚の子供にオモチャを…と思って向かったホビーコーナーではマクロス関連が販売中止。
早坂そら
世界は、アイドルに関するもの全てを奪って、禁書にしていた。
早坂そら
…その時、横を通る小さな女の子が笑顔で歌を口ずさんでいた。
早坂そら
…それは、765プロの代表曲『GO MY WAY』…。
早坂そら
口ずさむ女の子を母親が押さえつけ、周囲を見渡した後にこう叱る。
早坂そら
『アイドルは害悪だから歌っちゃダメ』と。
早坂そら
女の子の眼には涙が滲む…。
早坂そら
…ただ、それを叱る母親も辛そうな表情を浮かべていた。
早坂そら
………
早坂そら
………やっぱり、この世界は理不尽だ!
早坂そら
笑顔を作る存在を奪う世界に何の意味があるだろう?
早坂そら
考えるより先に私は母娘の元に近付いて名刺を差し出し、こう問いかける。
早坂そら
『アイドルのいない世界が、本当に楽しいですか?』と。
早坂そら
…やっぱり、あの娘達は投獄される罪なんてない!
早坂そら
この日から、私も国と戦う決心をした。
早坂そら
それが、私のジャーナリズム…。
早坂そら
あの娘達の笑顔と、それ広がる笑顔の連鎖をファインダー越しに見てきた…
早坂そら
私にしか出来ない事だから。

(台詞数: 27)