アローラズ・プレアデス♯101
BGM
WHY?
脚本家
ウツボ
投稿日時
2017-11-28 00:50:00

脚本家コメント
第101話「リオが大試練」
場所:コニコシティ
ついにリオの大試練……なんですが、そこは百瀬莉緒なのでこうなってます。というか今回リオさん喋りません。タイトルも誤字ではありません。
劇中で触れてますが、しまクイーンリオの使用ポケモンは「あくタイプ」です。モデルのライチはいわタイプですが、イメージの兼ね合いもあってあくタイプにしました。いわの使い手も考えてるんですが……書ける日を願うしかない(笑)。
背景中華街ですが、コニコシティはかなり中華街っぽい町です。

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永吉昴
『フワンテのお礼も兼ねて、大試練が終わったら良い所に招待するわ!』
永吉昴
ってさっきの女の子……じゃなくて、エーテル財団支部長のコノミさんが言ってたな。
永吉昴
良い所ってどこだろうな。あとエーテル財団って確か、代表って人がエレガントな美人で……
永吉昴
ロトム『スバル!今はそれより大試練ロト!もうすぐしまクイーンリオのお店に着くロトよ!』
永吉昴
そ、そうだったな。でもこのコニコシティ、レストランとか売店とかばっかで賑やかな所だぜ。
永吉昴
ロトム『コニコシティは商売の町ロト!アローラ名物の食べ物やお土産がたくさんあるロ!』
永吉昴
ロトム『その中でも、リオの経営するコスメ&ジュエリーショップはブランドとしても有名ロ!』
永吉昴
へー。ブランドはよくわかんないけど、経営者でアイドルでしまクイーンって、スゲーなリオさん!
永吉昴
それにバトルとなるとみんな強いって言うし……確か、あくタイプのポケモンの使い手なんだよな?
永吉昴
ロトム『そうロト!あくタイプらしいトリッキーな戦い方をするというデータがあるロト!』
永吉昴
なるほど、今までにない感じかもな……でも、ゼンリョクで挑んで絶対に勝ってやるぜ!
永吉昴
ロトム『その意気……ロ!リオの店に着いたロト!《ガールズショップ モテモテリオ》ロト!』
永吉昴
ド直球な店名だな。どんなもん売ってんだろ……《怪しい光で男をイチコロ!ヤミラミネックレス》
永吉昴
《デキる女は目で落とす!ワルビルアイライナー》……って、なんか怪しくないか?
永吉昴
ロトム『でも超人気ロト!特にワルビルアイライナーは、日差しを気にするアローラ女子にも……』
永吉昴
だからなんでロトムが詳しいんだよ。まぁとりあえず入るか、すいませーん(ウィィン…)
百瀬莉緒
店員「いらっしゃいませー!どうぞー、ごらーんくださーい!」
永吉昴
あの、オレ島巡りトレーナーなんですけど、しまクイーンのリオさんはいますか?
百瀬莉緒
店員「リオ店長ですかー?店長はまだ、出勤してないんですよー」
永吉昴
えっ?でも博士が昨日のうちに話をして、この店で待っててくれるって聞いてたんだけど……
百瀬莉緒
ペルシアン『(ウィィン…)ニャーゴ』
永吉昴
わっ!ポケモンが入ってきた!このポケモン、ペルシアンか?でも体が黒いし、顔も丸めだな……
永吉昴
ロトム『アローラのペルシアンはあくタイプで、この姿なんだロト!立派なペルシアンロト!』
百瀬莉緒
店員「あっ!ペルシアンさん!おはようございまーす!この子、店長のポケモンなんですよー」
永吉昴
(ニャーゴ…)リオさんのポケモン?でも、オレに何か言いたそうだな。ロトム、翻訳モードは?
永吉昴
ロトム『大丈夫ロト!ではさっそくやるロ……翻訳モード!対象・リオのペルシアン!』
百瀬莉緒
『……人と話せるロトムがいるっつーから、リオより伝言だ。スバルってのは嬢ちゃんの事かい?』
永吉昴
あぁ、オレだよ(だんだん音声がクリアになってる気がするよな。相変わらず声はロトムだけど)
百瀬莉緒
『そうかい。さっそくだが……今日はウチのリオの調子が悪くてな、大試練は明日でもいいか?』
永吉昴
えっ?あ、明日!?なんで……そ、それよりリオさん調子悪いって、病気なのか?
百瀬莉緒
『いーや、そんな深刻なモンじゃねぇ。口止めされてっけど……言っちまうとな、二日酔いだ』
永吉昴
え?ふ、二日酔い?
百瀬莉緒
『リオのやつ、昨日嬢ちゃんの話を聞いてな。なんでも、独自の技を編み出したそうじゃねえか』
百瀬莉緒
『それ聞いて気合い入ったらしくてな、明日の景気づけっつって夜酒を飲んでたんだが……』
百瀬莉緒
『オイラの制止も聞かず夜通し飲み明かしてな……案の定今日は朝から便所に籠りっぱなしだ』
永吉昴
朝からって、そんなにキツいもんなのか?
百瀬莉緒
『嬢ちゃんには馴染みねぇだろうがな。ただ、とてもバトルできるような状態ではねぇし』
百瀬莉緒
『トレーナーが万全でないと大試練の意味ねぇからよ。しまクイーンとして醜態を晒してるのは』
百瀬莉緒
『充分にわかってんだが、今日はオイラの丸顔に免じて堪忍してくれねーか』
永吉昴
いや、免じるも何も……オレは大丈夫だよ。急いでないし、万全のリオさんとバトルしたいもんな。
永吉昴
リオさんの代わりに伝えに来てくれてありがとなペルシアン!今日はリオさんの近くにいてやれよ!
百瀬莉緒
『恩に着るぜ。この侘びは明日の大試練で返すからよ……あぁ、もちろん手を抜く訳じゃねぇよ』
百瀬莉緒
『リオも本気で戦う、オイラも負ける気はさらさらねぇ…ゼンリョクでぶつかるのが侘びって事よ』
永吉昴
……そうだよな。オレ達もゼンリョクで、持てる力を全部ぶつけて、リオさんとお前達に勝つぜ!
百瀬莉緒
『……へっ、良い目をしやがる。リオが気合い入るのもわかるってもんよ。だからって飲み過ぎて』
百瀬莉緒
『吐く理由にはならねぇがな。それじゃあまた明日、この店で待っててくれや……(ピーッ!)』
永吉昴
(ニャーゴ…)じゃあなーペルシアン!あいつひとりでここまで来たのか、偉いポケモンだぜ。
永吉昴
(アザッシター!)でも、これからどうしよっかな。コニコシティを見て回るのも……
永吉昴
ロトム『翻訳データ読み込み完了……ロ!スバル、近くにあるのは《サタケ食堂》ロト!』
永吉昴
おぉっ!ミナコの店か!時間あるし、いっちょ入ってみるか!

(台詞数: 50)