アローラズ・プレアデス♯100
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脚本家
ウツボ
投稿日時
2017-11-24 11:15:33

脚本家コメント
第100話「エーテル財団と激流球」
場所:9番道路
空間製作所のバトルの翌日の、大試練に向かう最中の話です。そしてアロプレはついに100回!終わりが見えてる中で、ここまで書けたのは、コメントを頂いたり視聴してくれたみなさまのおかげです。本当にありがとうございます。
そして記念すべき100回の新キャラ、このみさんはエーテル財団のザオボーにあたるキャラです。100回記念がザオボー……と思いましたがアニメ1000回記念もザオボー回でしたね(笑)。このみさんである理由はいずれまた。
そして前回のあの泡玉。名前も付けて再登場です。ほぼオリジナルですが、今後のオシャマリのバトルの基板となります。

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永吉昴
ロトム『スバル!9番道路を抜けたここが、次の目的地《コニコシティ》ロト!』
永吉昴
あぁ、そこでついに大試練なんだな。大試練はアズサさん以来だからか、ちょっと緊張するな。
永吉昴
オシャマリのあの技も、コツは掴んでくれたけど、リオさんに通用するかどうか……でも!
永吉昴
やるって決めたもんな!ゼンリョクでやってやる!行くぜアーカラ島最後のマウンドへ……
馬場このみ
あっ!ねぇそこのお嬢さん!ちょっとお姉さんのお願い、聞いてくれないかしら?
永吉昴
……えっ?オレ?(お姉さん?なんだこの子…派手な服着た小さな子だな)
馬場このみ
そう!その証、あなた島巡りトレーナーよね。ちょっと助けて欲しいポケモンがいるのよ。
永吉昴
助けて欲しいポケモン?なんかよくわかんないけど、オレにできることならやるぜ!
馬場このみ
ありがとう!やっぱ若い子はこうでなくっちゃね!じゃあ、9番道路の外れの所まで一緒に来て!
馬場このみ
女性「……し、支部長!どこ行ってたんですか!早くしないとフワンテがどこかに……」
馬場このみ
まぁまぁ落ち着きなさいって。大人には大人のやり方ってものがあるのよ。
永吉昴
シブチョー?(あだ名かな?同じような服着た女の人だし、この子のお姉さんか?)
馬場このみ
さて島巡りトレーナーのお嬢さん、まずは……あ、名前聞いてなかったわね。
永吉昴
名前?オレはスバル、島巡りトレーナーのスバルだ。
馬場このみ
オッケー、スバルちゃんね。私からも自己紹介させてもらうと、私はコノミって言うのよ。
馬場このみ
横にいるのは私の部下。私達は《エーテル財団》っていうポケモン保護団体の一員でね。
永吉昴
(部下?)エーテル財団……あ!ガイドブックに載ってた!確か、ポケモンを保護してるんだよな。
馬場このみ
そう!私達はゲットとは別のアプローチでポケモンと接しているの。私は財団の中でも偉いしぶ……
馬場このみ
女性「支部長!自己紹介は後です!ではスバルさん、あの木の枝の先を見て欲しいのですが……」
永吉昴
フワンテ『ぷわわ~』
永吉昴
ロトム『ロ!ふうせんポケモンのフワンテ!木の枝に引っ掛かって身動きが取れてないロト!』
馬場このみ
女性「ロトム図鑑!珍しい……失礼。実はあのフワンテ、私達が保護したポケモンなのですが……」
馬場このみ
ちょっと目を離した隙に逃げられてね。あんなとこまで飛んでっちゃったのよ。私達では登れないし
馬場このみ
今はポケモン持ってないから、腕が立ちそうな島巡りトレーナーのあなたにお願いしたいの。
永吉昴
わかった!フワンテを連れてくればいいんだな。やるよ!行けっ、オシャマリ!(ボンッ!)
永吉昴
オシャマリ『おっしゃま~!(チュッチュッ!)』
馬場このみ
オシャマリ!可愛くて元気なポケモンね!
永吉昴
すっかり元気だなオシャマリ!じゃあ、バルーンでフワンテの所に……(ケラッパラッパー!)
永吉昴
(ケラッパー!)わっ、ケララッパだ!ケララッパ2羽がフワンテをつつきだした!やめろよっ!
馬場このみ
(ぷわわ~!)こ、こらーっ!私達のフワンテに何するのよ!やめなさーい!
永吉昴
フワンテは無抵抗なのに……許せない!オシャマリ、アレやろう!あいつらを打ち取るぞ!
永吉昴
オシャマリ『おしゃっ! おしゃまぁ……(プクーギュルルルル!!!)』
馬場このみ
女性「おや?オシャマリが作ったバルーンの中に、バブルこうせんを詰めてますね。何を……」
馬場このみ
(パーン!)わ、割れちゃったじゃない!どうなって……あ、でも泡が周りに残ってるわね。
永吉昴
泡玉は全部で7球、さっきよりいい感じだ!じゃあしまって行くぞ!(おしゃっ!)
永吉昴
まず右のケララッパに2球当てるぞ。オシャマリ!「3番」と「5番」に……
永吉昴
バトルこうせん改!《スプラッシュボール》!!!
永吉昴
オシャマリ『おしゃ……まっ!(ビュウンッ!ビュウンッ!)』
馬場このみ
(ドパァッ!)泡玉を投げて、ケララッパの顔と胴体に当てた!たまらず逃げていったけど……
馬場このみ
女性「す、凄い!水の塊を投げてるようなものでしょうか。こんな戦い方ができるなんて……」
永吉昴
オシャマリナイスピー!速度を落とさず当たったら割れる、良い感じの硬さだったぞ今のボール!
永吉昴
お、もう1羽のケララッパが向かってくる!「4番」と「8番」にスプラッシュボールだ!
馬場このみ
(ドパァン!)ケララッパが逃げていったわ!こんな技で撃退するなんてやるわねあの子……!
永吉昴
よっしゃ!ナイスピー!オシャマリ、フワンテを連れて来るんだ……やった!そのまま戻ってこい!
永吉昴
(ぷわわ~!)良かった無事で……はい、君のポケモンだろ?もう手を離しちゃダメだからな。
永吉昴
こんな小さいのにエーテル財団の手伝いをしてるんだよな?エライな!(ナデナデ…)
馬場このみ
ありが……って、私の事子供だと思ってる!?さっき部下って言ったでしょ!ムキーッ!
永吉昴
またまた~。上司と部下って設定だろ?ちゃんとお姉さんの言うこと聞かないとダメだぜ?
馬場このみ
女性「ぷぷっ……し、失礼。いえ、コノミ支部長は本当に上司で、こう見えて大人なんですよ」
馬場このみ
女性「ともあれ無事フワンテは保護できました。あなたがいてくれて良かった……助かりました」

(台詞数: 50)