大神環
「ん…んん……むにゃ…」
大神環
「ん…?あれ?何だか周りが大きく見えるぞ…」
大神環
《ゲシゲシゲシ》
大神環
《スタッ》《タッタッタッ》
大神環
「お母さんおはよー!」
大神環
『あら?元気な猫ちゃんね。どこから入ってきたのかしら。』
大神環
「え?猫!?どこ?どこにいるの?」
大神環
《ふわっ》
大神環
「もうお母さんったら、抱っこなんて恥ずかしいぞ」
大神環
『うふふ、綺麗なオレンジ色の毛並みね。まるで環の髪色みたい』
大神環
「たまきみたいって、たまきはここに…」
大神環
「………」
大神環
「……もしかしてたまき…猫になってる!?」
大神環
「お母さん!たまきだよ!」
大神環
『にゃーにゃー鳴いちゃって、お腹でも空いたのかしらね。今ご飯をあげるわ』
大神環
《ぐぅ~》
大神環
「そういえば起きてから何も食べてないからお腹空いてた…」
大神環
『はい、どうぞ。環がこぶんちゃんにって用意してたキャットフードがあって良かったわ』
大神環
「キャットフード!?くふふ♪たまき一度でいいから食べてみたかったんだ」
大神環
「でもお母さんやおやぶんからはやめなさいって言われてたから…猫になった今なら大丈夫だよね」
大神環
「いただきまーす!」
大神環
《パクパクパク》
大神環
「ん!?思ってたのより美味しー!」
大神環
『まぁ、良い食べっぷりね』
大神環
「ごちそーさまでしたー!」
大神環
「んー、これからどうしようかな?お母さんにはたまきの言葉が通じないみたいだし…」
大神環
「そうだ!ひびきなら動物の言葉がわかるからなんとかなるかも!」
大神環
「そうと決まれば事務所へレッツゴー!」
大神環
『あらら、もうどこか行っちゃった。元気な猫ちゃんね』
大神環
『さて、今日も一日頑張りますか』
(台詞数: 30)