アローラズ・プレアデス♯107
BGM
NO CURRY NO LIFE
脚本家
ウツボ
投稿日時
2017-12-13 18:54:23

脚本家コメント
第107話「リオの大試練④~スバルとオシャマリが最初に特訓した最高の戦術~」
場所:命の遺跡
スバル手持ち
×ガラガラ
メテノ
☆オシャマリ(みず)
リオ手持ち
×ヤミラミ
☆ワルビル(じめん/あく)
ペルシアン
リオの策は、とてもマイナーな技になりました。これを口から吐くのはちょっとなんだかなぁと思いましたが、これがポケモンバトルなんだと思う事にしてます(笑)。

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永吉昴
ワルビルが正面から向かってくる!リオさん、何か策があるのかもしれないけど……
永吉昴
オレとオシャマリにもこれがある!行くぞオシャマリ、バブルセット!(プクーギュルルル!)
百瀬莉緒
(パーン!)バルーンの中にバブルこうせんを詰めて、割れたらバルーンで覆われた泡が残る……
百瀬莉緒
これが、スバルちゃんが編み出した新型のバブルこうせん!こんな事出来る子なんてそういる……?
永吉昴
(フワフワ…)ボールは9球!ちょっと増えたじゃんオシャマリ!よっしゃ、いくぜワルビル!
永吉昴
「1番」「9番」「5番」にバブルこうせん改、スプラッシュボール!!!
永吉昴
オシャマリ『しゃまっ! しゃまっ! おしゃまっ!(ビュンッ!ビュンッ!ビュンッ!)』
百瀬莉緒
3球投げてきた!でも多分、右上の泡はフェイク……ワルビル、左下の泡だけ避けて!(ヒュッ!)
百瀬莉緒
真ん中の1球は、ジャンプした状態からかみくだくで破壊!(ガブッッ!)
永吉昴
(パシャッ!)わっ、決め球を噛んで潰した!でもワルビルにダメージは無さそうだぞ!?
永吉昴
ロトム『攻撃力が上がったからロト!泡の強度より、ワルビルの噛む力が上だったロ!』
永吉昴
なら正面はキツいか……「9」で足を狙って「5」を当てるのも、見破られてたっぽいもんな。
百瀬莉緒
泡の速度、そしてコントロールは、一昨日博士クンから聞いてた以上ね!昨日何かあった?
百瀬莉緒
……でも、これをやられたらどうするかしら?ワルビル、もう一度オシャマリに向かって行って!
永吉昴
また正面から向かってくるぞ!オシャマリ、距離が近いから2球使って……
百瀬莉緒
この距離でならいける!ワルビル、オシャマリにどろかけ!
百瀬莉緒
ワルビル『ワルワルッ!(ドシャッ!)』
永吉昴
オシャマリ『(ベチャッ!)しゃっ……しゃま!?』
永吉昴
なっ?ワルビルが吐き出した泥がオシャマリの目に入った!?だ、大丈夫か!
永吉昴
ロトム『どろかけは相手の命中率を下げる技ロト!しかもそれが目に入ったロ……!?』
百瀬莉緒
(ゴシゴシ…)前が見えないって、正確性を要する技には致命的よね。せっかくの技だけど……
百瀬莉緒
すぐには投げられないわよね!ワルビル、そのままかみくだく!
永吉昴
オシャマリ『(ガブーッッ!)しゃまーっ!?』
永吉昴
オシャマリーッ!クソッ、一旦アクアジェットで後ろに下がれ!(バシャァッ!)
百瀬莉緒
(ビュンッ!)……当然そうするわよね。じゃあワルビル、周りに浮いてる泡を割っちゃって。
永吉昴
ロトム『(パーン!)周りに残って浮いてた泡を割ってるロ!やっぱりあの噛む力は脅威ロト!』
百瀬莉緒
今のワルビルはそう何回も受けられないわよ?目潰しのどろかけも、効いてるみたいだしね。
永吉昴
(ゴシゴシ…)どうだオシャマリ、まだちゃんと見えそうにないか……?無理っぽいな……。
百瀬莉緒
速度と威力はあるとはいえ、1球ずつ投げてるなら正確に当てられないと意味が無いわよね。
百瀬莉緒
だからその正確性を封じてみたの。可哀相ではあるけど、どうする?スバルちゃん。
永吉昴
……オシャマリ、目を瞑ったままで、もう1回バブルセットだ(しゃま!)
百瀬莉緒
(あら、意外と冷静ね…)もう1回やる?ワルビル、ジグザグに動きながら接近!
永吉昴
ロトム『ロ!ああいう動きをすると狙い辛いロト!そうでなくても、前が見えないのに……』
永吉昴
全部で6球か、さっきより少ないけど……
永吉昴
全部で6球か、さっきより少ないけど……いけるよな!「7」と「2」にスプラッシュボールだ!
永吉昴
オシャマリ『しゃまっしゃまーっ!(ビュンッビュンッ!)』
百瀬莉緒
投げてきた!でもそのまま進んでワルビル、前が見えないのに当たるわけ……
百瀬莉緒
ワルビル『(ドシャドシャァッ!)ワ……ワルッ!?』
百瀬莉緒
ウソ!当たった!?しかも右足に当てて態勢を崩してから顎に当てた……マグレじゃない!
永吉昴
よっしゃ!ワルビルがふらついてる今だ!4球まとめて「5番」!ど真ん中ストレートだ!
百瀬莉緒
(ドシャァァッ!!!)ぜ、全球命中……ワルビルッ!
永吉昴
ロトム『(ピピーッ!)ワルビルひっくり反って起きないロト!ワルビル戦闘不能ロト!』
永吉昴
よっしゃあ!オシャマリ、パーフェクトピッチングだぜ!(しゃまっ!)
百瀬莉緒
ありがとうワルビル、ボールに戻って……驚いたわ。見えなくてもあんなに正確に投げれるなんて。
永吉昴
……番号に投げるの、的当てって言うんですけど、オレとオシャマリが最初に特訓した戦術なんです
永吉昴
オレ野球大好きで、野球に合わせたバトルを一緒にできるようになったのがスゲー嬉しくて!
永吉昴
オシャマリも気に入ってくれたみたいで、島巡り中はいつもバトルで使って特訓もしたから……
百瀬莉緒
……スバルちゃんとオシャマリのイメージが完全に一致してるから、見えなくても投げられた?
永吉昴
そう!そんな感じ!オレの頭の中にある的と、オシャマリの的ってたぶん、同じなんです!
永吉昴
だから絶対にできるって思ったんです!オシャマリも、そうだったんだよな?(おしゃまっ!)

(台詞数: 50)