サイクリングに行こう!
BGM
TOWN_RMX
脚本家
Կիշիրա
投稿日時
2017-12-09 00:16:14

脚本家コメント
百合子「と請われて二人旅です」
昴「新しい自転車買うと無駄に遠出したくなる欲!」
百合子「似合ってるね」
昴「ああ、仕事頑張ったご褒美に捧げられたんだ!」
百合子「誰に?」
昴「ほら事務所にいる、いつもオレたちに仕事とお金くれる人いるじゃん?」
百合子「プロデューサーへの認識がエグい」
昴「と軽妙な会話を楽しんでたらちょっと休憩したくなってきたなあ。あそこの店入ろうぜ」
昴「あ、自転車道連れロックさせて」
百合子「良いけど柵とかにロックしたら?」
昴「柵ごと盗まれたら終わりじゃん?」
百合子「私の自転車ごと盗まれても終わりだけどね。まあとりあえず入りましょう」

コメントを残す
永吉昴
まさか地球ごと持ってかれるなんて……
七尾百合子
手練だ……
永吉昴
え、そう? まあ確かにこの齢にして秀麗なお手手だと思ってたけど我ながら。
七尾百合子
手タレとか言ってないけど、とりあえずこれからどうするか考えないと。
永吉昴
え、百合子この後予定とかあった?
七尾百合子
別に予定らしい予定は無いけど……なに故?
永吉昴
じゃあたまにはゆっくり歩いて帰ろう!
七尾百合子
朗らかなとこ悪いんですけど、そもそもここがどこなのか分からないのが問題なわけで。
永吉昴
なぬっ!?
七尾百合子
驚き方が旧式。
永吉昴
それじゃあ、オレたちこのまま新しい服も買えずトレンドに置いて行かれて命が……
七尾百合子
他の要因で先に絶滅しそうだけど、とりあえずポジティブシンキングで行きましょう。
永吉昴
でもどうするんだ。道筋を検索しようにも速度制限が……
七尾百合子
え、月初めなのに? 一体何に使ったの。
永吉昴
国政に……
七尾百合子
どのように?
永吉昴
あ、でもWiーFiは使えるっぽい。
七尾百合子
おお! それは世界を手にしたも同然!
永吉昴
あ、でもこれ個人のWiFiを拾ってしまったっぽい。
七尾百合子
むむ! それはナイス情報! 近くに人がいるかもしれません。
永吉昴
shiho0118っていう……
七尾百合子
リテラシーに明るくなさそうな名前。
北沢志保
誰かしら他人の電波を勝手に盗む不届き物は。
七尾百合子
リテラシーに明るくなさそうな名前つけそう!
永吉昴
あ。
北沢志保
あ。
七尾百合子
どうしたのこんなところで、もしかして我らと同じく迷子?
北沢志保
いや、そういうわけでも無いんですけど。
北沢志保
……
北沢志保
麗花さんにドライブに誘われて、火星に登山に行こうとしてるんですけど、
北沢志保
途中でお腹空いたらいけないので何か食べ物を探しに駐ロケットしてたところで、
北沢志保
朝の霜を司る神イツラコリウキを追ってロケットで火星近くへ向かう千早さん春香さんと出会って、
北沢志保
せっかくなので4人でイツラコリウキ討伐ついでに登山しましょうかと話がまとまり、
北沢志保
麗花さんが車にロケットを乗せてる間外の空気を吸いにぶらぶらしてたところです。
永吉昴
……
永吉昴
……は?
北沢志保
まあ普通そうなりますよね。私も自分で何言ってるか分からなくて……
北沢志保
それで、お二方は何故宇宙へ?
永吉昴
二人でサイクリングしてる最中休憩のため近くのよろず屋に入って出たら自転車が地球ごと盗まれた
北沢志保
は?
七尾百合子
まあ、地球の民が宇宙に出るのは奇妙な理由が無いとなかなかね……
北沢志保
っていうかそれ多分地球が盗まれたんじゃなくて二人が移動したんじゃないですか?
七尾百合子
ええ! でも私達店から出ただけだよ?
永吉昴
もしかしてよろず屋の床がワープ床になってたとか!
北沢志保
もっと単純によろず屋が移動商店で二人の入店中に宇宙へ飛びたってたとか。
七尾百合子
真相はまだ分からないけど、とにかく知ってる人と合流出来てラッキー! 私達も車乗れる?
北沢志保
大型だからロケット分差し引いてもまだ何人も乗れますよ。
永吉昴
こうしてオレたちは皆と宇宙へ旅立った。いろいろな事が起こるんだけど……
永吉昴
宇宙ではオレたちの常識は通用しない。食料や酸素はすぐ足りなくなってしまう。一番足りないのは
永吉昴
セリフ数だ。

(台詞数: 50)