如月千早
「♪あなたを忘れない…でもきのうにはかえれない」
如月千早
…ふう…空で歌うのは初めてだけど…なかなか気持ちが良いわね。…少し苦しいけど
矢吹可奈
うーん…やっぱりチハヤちゃんの歌はすっごく綺麗!
北上麗花
うんうん、私も聞き惚れ過ぎて、あやうく飛びながら寝るところだったよ♪
如月千早
わ、私達が落ちるからやめてください!
北上麗花
チハヤちゃん、冗談だよ冗談♪
北上麗花
………
北上麗花
《飛び立ってすぐは顔を青くしていたカナちゃんとチハヤちゃんだけど…》
北上麗花
《今は私の足に掴まれながら、雑談が出来るくらいに空の旅を満喫してくれている》
北上麗花
《そして、チハヤちゃんは、昔からは考えられないほど良い顔で歌っている》
北上麗花
《歌守の民…カナちゃんが一緒だから…というだけではないと思う》
北上麗花
《きっと、カナちゃんとの触れ合いで、チハヤちゃんの心を縛り付けていた物が無くなった》
北上麗花
《…わけではないだろうけど、その負担が軽くなったのは間違いない》
北上麗花
…チハヤちゃん
如月千早
…?なんですか?レイカさん
北上麗花
カナちゃんと一緒にいるのは楽しい?
如月千早
…はい。カナ個人も明るくて楽しいし、カナと一緒だと新しい発見もたくさんです
北上麗花
カナちゃんは?
矢吹可奈
私もチハヤちゃんと一緒にいるの大好きです!優しいし、綺麗だし、歌も素敵だし!
北上麗花
…そっか♪
北上麗花
《やっぱり、この2人の関係は素敵だな。お互いに相手の種族に差別も偏見も無い》
北上麗花
《相手の良い所を見付けて、それを尊重しあえる》
北上麗花
《…大陸中の魔族や人間がこんなだったら良いのにな》
矢吹可奈
…レイカさん、顔が暗いですよ?大丈夫ですか?
北上麗花
え?いや、その…
如月千早
もしかして、疲れてしまいましたか?
北上麗花
う、ううん大丈夫だよ♪…あっ、ほら見えて来た!あの渓谷の中だよ!
矢吹可奈
わあ…凄い切り立った渓谷…
如月千早
渓谷…というか、谷とか崖とかは初めて見るわ…
北上麗花
南側からだと、それこそ獣や獣人くらいしか徒歩じゃまともに行けない所だから…
北上麗花
でも、谷の北側は開けてるから、用が済んだらそっちに抜ければ歩いても平気だよ♪
北上麗花
えっと…降りるのはこの辺りが良いかな。…よい…しょっと
北上麗花
《地面すれすれまで下降して、2人を放す》
矢吹可奈
おっとと…ふう
如月千早
よいしょ…っと…それにしても凄いですねレイカさん…途中で何度か降りたのに1日と経たず…
北上麗花
持久力には自信あるからね♪あ、ちょっと待っててね
北上麗花
《2人をその場に待たせて、少し先にいる衛兵に通行許可を取る》
北上麗花
これで大丈夫♪通してもらえるよ
如月千早
何から何まで…本当にありがとうございましたレイカさん
矢吹可奈
レイカさんがいなかったら、私達まだ森の中をさ迷ってたかも…ありがとうございました!
北上麗花
こちらこそ、2人と話せて良かった…それじゃあ、またね♪
北上麗花
《衛兵から通行許可証を受け取り、キャスパリグへ入っていく2人を見送り、再び飛び立つ》
北上麗花
…チヅルさんにも話しておいた方が…良いよね
北上麗花
…よし、予定変更!目標イリシュ海!ゴーゴー♪
(台詞数: 44)