七尾百合子
…………知らない天井だ…。
望月杏奈
嘘つかないの、知ってるでしょ…。
七尾百合子
けどこのシチュエーションはこのセリフが言いたいじゃん!
望月杏奈
はいはい、それで…?大丈夫?
七尾百合子
……ちょっとだるい、かな…?
望月杏奈
はぁ……全く、今日はなんで?昨日は日をまたぐ前に落ちてたよね?
七尾百合子
えー…その、ですね…ちょっと寝つきが悪かったのでベッドサイドの本を手に取りまして…
望月杏奈
朝まで読んでいた、と…?
七尾百合子
…………だって面白かったんだもん…。
望月杏奈
何でそれが分かっててベッドサイドに本を置くかなぁ…。
七尾百合子
杏奈ちゃんだってゲーム置いてるじゃん!
望月杏奈
…………サッ
七尾百合子
あー!目をそらした!杏奈ちゃんも寝不足で来るときあるもんね!
望月杏奈
あ、杏奈、は…眠い時はちゃんと寝るもん…。
七尾百合子
私だって…!その、ちょっと…は…寝るもん……。
望月杏奈
……レッスンの休憩中に寝息立てたまま起きなかったくせに?
七尾百合子
うぅ…それを言われると……。
望月杏奈
そうだ、風花さんから伝言…。ちゃんと汗流して休むように、だって。
望月杏奈
えと、簡単には汗拭いた、から…そんなに冷えてないとは…思う、けど…。
七尾百合子
そういえばレッスン中にダウンした割にさっぱりしてるような…?
望月杏奈
家に帰ったら、ちゃんとお風呂に入って、汗流してあったかくして寝ること…いいね…?
七尾百合子
けどレッスンが…
望月杏奈
い・い・ね?
七尾百合子
はーい…。
望月杏奈
百合子さんのお母さんにもよろしく言っとくから…ちゃんと寝るんだよ…?
望月杏奈
今日は読書禁止…だからね。
七尾百合子
そんな殺生な!
望月杏奈
…………。
七尾百合子
はーい……。
望月杏奈
ログインとかしてたら…怒るからね?
七尾百合子
もう怒ってるじゃん……。
望月杏奈
これ以上怒られたくなかったら素直に休むの、いいね。
七尾百合子
はい…ごめんね杏奈ちゃん。
望月杏奈
分かったなら…よし…。迎えに来るまで、休んでて…。
七尾百合子
うん、そうさせてもらうね。
望月杏奈
ん、おやすみなさい…。
(台詞数: 36)