四条貴音
……なるほど。真興味深いことを書いていますね。
ロコ
どうしたんですか、タカネ。なにやらマガジンを手に呟いてましたけど。
四条貴音
おはようございます、みちこ。机の上に見慣れぬ雑誌が置いてあったので開いてみたのです。
ロコ
ロコはロコです!タカネといいチヅルといい、まったく…。
ロコ
それで、そのマガジンですが…ファッション誌ですね。ツバサかメグミの物みたいですよ。
ロコ
というかサンプル品でしょうか。ほら、表紙の所にメグミが写ってますよ。
ロコ
それで、どこのページをリードしていたんですか?
四条貴音
こちらの頁です。私の持ちうる概念とは一線を画した内容が記されてまして。
ロコ
ふむ…?『男女の理想の身長差は15cm?』
ロコ
……タカネがこういうことにインタレスティングだなんて、サプライジンズですね。
四条貴音
教養とはどのような分野からも吸収することができるのですよ。
ロコ
…実際にタカネの身長と理想の身長を当てはめると、相手は184cmになりますね。
四条貴音
そうですね。ふふ、日々の習慣でここまで成長してしまいました。【ドヤバイーン】
ロコ
そういう意味で言ったわけじゃないんですけど…まあ良いです。
四条貴音
……。【ジッ】
ロコ
あの、タカネ?ロコのことじっと見てどうしたんですか?
四条貴音
いえ、たしかみちこは154cmだったと記憶していたのですが。
ロコ
みちこじゃなくてロコです!いや、確かにロコの身長は154cmですけど。
四条貴音
……みちこ♪【ギュッ】
ロコ
はいぃ!?なんで突然ロコをハグするんですか!?
四条貴音
なるほど、殿方からすればこのような感覚になるのですね。
ロコ
ああ、書いてたこと実践してたんですね。ビックリしました。
四条貴音
……。【ジッ】
ロコ
あの、そんなに見つめられるとシャイなんですけど…タカネ?
四条貴音
……このまま次のすてっぷ…接吻もしてしまいますか?
ロコ
は、え、はああああ!?ちょ、ちょっと待って!ロコはそんな趣味はなくって…!!
四条貴音
冗談ですよ。ふふ、プロデューサーが言ってた通り、みちこはからかうと真可愛いですね。
ロコ
……。
ロコ
……タ～カ～ネ～!!
四条貴音
ふふ。真可愛いものが見られました。私満足です。【ホッコリ】
ロコ
まったく…ジョークにもやっていい事とやってはいけないことがありますよ!!
ロコ
まったく…ジョークにもやっていい事とやってはいけないことがありますよ…あ。
四条貴音
どうかしましたか、みちこ。
ロコ
…もうツッコむ気力もないです。タカネ、前髪の所にごみがついてます。
ロコ
ロコが取ってあげますね。顔をロコに近づけてください。
四条貴音
それは気づきませんでした。お願いします、みちこ。
ロコ
任せてください!…ほら、取れましたよ。
ロコ
……。
ロコ
っ。【チュッ】
四条貴音
っ……!?
ロコ
ビックリしましたか?ロコをからかった罰です。ロコだって、たまには牙を剥くんですよ?
四条貴音
…………。
ロコ
…あの、タカネ?何かリアクションしてほしいんですけど。せめてアングリーでもいいですから。
四条貴音
責任、とってくださいね。みちこ?
ロコ
何の責任ですか!何の!!
(台詞数: 45)