七尾百合子
こんばんは、ワトソン諸君!!
七尾百合子
七つのしっぽがある脳細胞を持つ女、名探偵七尾百合子です。
双海真美
なでしこー、誕生日おめおめー!
エミリー
ありがとうございます、真美さん。
七尾百合子
今回の謎はこちら。
七尾百合子
ばば……
双海真美
ちょおおおっと、待ったああああ!
双海真美
なんで何事もなかったように始めてんの?ゆーりの番組はさよちんの回で終わったっしょー?
七尾百合子
謎が私を呼んでいるの!以上!というわけで、改めて……
七尾百合子
ばばん!!
七尾百合子
大和撫子を虎視眈々と狙う卑劣な罠を暴け!
双海真美
真美ともあろう者が合金に押し切られるなんて……。ゆーり、恐ろしい子っ!
エミリー
合金……強引ということでよろしいですか?
七尾百合子
今日は1月8日
七尾百合子
そう、立てば芍薬座れば牡丹!歩く大和撫子ことエミリー・スチュアートちゃんの誕生日です!
七尾百合子
エミリーちゃんが劇場の控室に入ると、ホワイトボードにサプライズが!
七尾百合子
なんと、可愛らしいエミリーちゃんのイラストとともにたくさんのお祝いの言葉があったのです!
七尾百合子
メッセージを込めたのは貴音さん、紬さん、朋花さん、そして亜美ちゃん!
七尾百合子
ホワイトボードを見てエミリーちゃんも感激の涙をこぼしたのではないでしょうか。
七尾百合子
しかし、このホワイトボードにはエミリーちゃんを狙う卑劣な罠が仕掛けられていたのです。
七尾百合子
でれでれで～ん!!
双海真美
まっ、いつもどおりのゆーりはほっといて、はい、なでしこ、真美からの誕プレだよ～ん!
エミリー
まぁ、ありがとうございます。箱、ですか?一体中には何が……。
双海真美
箱の中身はね～……おおっと、ここでは言えないなぁ～。家に帰ってから開けてみてねん♪
七尾百合子
では犯人、ここでは仮にSとしますが、Sの仕掛けた罠とその目的とは何なのでしょうか。
七尾百合子
そのヒントは、貴音さんと亜美ちゃんの書いたメッセージにありました。
七尾百合子
貴音さんはエミリーちゃんに紅茶の美味しい甘味処へのお誘いをしています。
七尾百合子
しかし、エミリーちゃんは765プロ和菓子党の一員。そして、抹茶派です。
七尾百合子
貴音さんもそれを知っているはずなのになぜ紅茶に誘ったのでしょう。
七尾百合子
そして、亜美ちゃんは朋花さんのメッセージをダジャレで茶化しました。
七尾百合子
そんなことをすれば朋花さんににらまれるのは必至。なぜ朋花さんを茶化したのでしょう?
七尾百合子
これら2つの不自然な行動、実はこれらこそがSが仕掛けた罠だったのです。
七尾百合子
Sの計画はこうです。まず、亜美ちゃんのダジャレでエミリーちゃんを心の底から寒がらせます。
七尾百合子
そして、そのタイミングで貴音さんに紅茶の美味しい甘味処へ連れていかれます。
七尾百合子
そんな状態で暖かい紅茶を飲めば洋菓子が欲しくなり……もう、お分かりですね?
七尾百合子
そう、Sはエミリーちゃんを洋菓子派にし、765プロ和菓子党を解散させようとしているのです!
七尾百合子
じゃじゃじゃじゃーん!!
七尾百合子
そんな計画が進行しているとも知らず、エミリーちゃんは劇場に来たSを笑顔でお出迎えします。
七尾百合子
私事で恐縮ですが、と言いつつ喜びを隠せなかったエミリーちゃん。
七尾百合子
そんな彼女にプレゼントを渡すと劇場の奥でSはひっそりと高笑いを上げたに違いありません。
七尾百合子
エミリーちゃんとカルタ遊びに興ずる美咲さんのなんとぉ!の声が劇場に響くその裏で……。
双海真美
S……なんて恐ろしい兄ちゃんなんだ……!
エミリー
あの、百合子さん、一つお伝えしたいことが……。
七尾百合子
大丈夫。765プロ和菓子党は離党者にも寛容だよ!
エミリー
いえ、貴音さまが紅茶を御馳走してくれたのは私の要望を聞いてくださったおかげでして。
双海真美
ああ、だからお姫ちん、はるるんやしのみやんに紅茶のお店聞いてたんだね。
エミリー
ですので、白板のお祝いに罠などは隠されていないかと。
エミリー
もちろん、和菓子党から離れるつもりもありませんよ。
七尾百合子
ううっ、リニューアルしたのにまさかミスリードに引っかかるなんて!でも、めげない!
七尾百合子
名探偵七尾百合子!七つのしっぽの脳細胞に解けない謎はない!今年も宜しくお願いします!続く!
(台詞数: 50)