永吉昴
これが、オレとオシャマリ“だけ”のっ!ゼンリョクのZ技だーっ!(ピカァァァッ!!!)
箱崎星梨花
え?スバルさんの体から、金色のオーラが出てる……?
百瀬莉緒
そんな……Z技のオーラは普通はオレンジ色の筈よ!な、何?何が起こってるの!?
百瀬莉緒
ノリコ「こ、このオーラはまさか……!」
永吉昴
(ピカァァァッ!!!)うおっ!?なんだこれ!?特訓中はこんな事一度も無かったぞ?
百瀬莉緒
スバルちゃんが意図した訳じゃない?でもリングは光ってるから、Z技ではあるのよね……
永吉昴
ロトム『デ、データに無い反応ロト!でもZリングのエネルギーも急上昇中ロトよ!』
永吉昴
確かに、なんだか力が沸いてきて、今なら何でも出来そうな気になる……オシャマリ?
永吉昴
オシャマリ『しゃましゃま~っ!(ピカァァァッ!!!)』
永吉昴
オシャマリにも同じ金色のオーラが!へっ、へへっ!なんだかわかんないけど、行くぜ!
永吉昴
(ザパァァァァン!!!)水のZ技《スーパーアクアトルネード》のエネルギーを……
永吉昴
特大のバルーンを作りながら、そこに全部詰め込むんだ!大きな水のボールを作れ!
永吉昴
オシャマリ『おしゃまーっ!!!(ギュウウン!!!)』
百瀬莉緒
(ゴォォォッ!!!)Z技のエネルギーで生み出した大量の水を、バルーンの中に詰めてるの!?
永吉昴
ロトム『(ザァァァァ!!!)で、でも今までは水の量に耐えられるバルーンが作れなくて……』
永吉昴
今なら出来そう、いや出来る!オシャマリいけーっ!!!(しゃまーっ!!!)
百瀬莉緒
(キィィィン!!!)割れない!バルーンもどんどん大きくなってる!どうしてこんな事が……
箱崎星梨花
……
箱崎星梨花
……綺麗、大きくてまるで青い星みたいです!(キラァァン…!)
永吉昴
で、できた……はぁ、はぁ……へへっ、これがZ技のエネルギーを詰めた特大の水のボール……!
百瀬莉緒
ノリコ「ほ、本当に作った!直径推定10M、原理的にはZ技版のスプラッシュボールって所か!」
百瀬莉緒
こんな事が……守り神から与えられた不思議なZ技の力を、こんな形に応用できるなんて……
百瀬莉緒
ふっ、ふふふっ!あははは!すごいっ!すごーいっ!スバルちゃん、あなた何者なのーっ!?
百瀬莉緒
ノリコ「あらら、トレーナーだった頃のリオに戻ってるね。楽しくなっちゃったのかな」
百瀬莉緒
ペルシアン『ニャーゴ……(ヤレヤレ…)』
百瀬莉緒
ねぇまだ終わりじゃないわよねっ!?どうするの?その大きな水の塊をどうするの?
永吉昴
はぁ、ふぅ……もちろん、こうします!行くぞオシャマリ!(ザッ…)
永吉昴
オシャマリ『しゃまっ……(ザッ…)』
永吉昴
ロトム『スバルとオシャマリが同じポーズをしてるロ!これは野球の投球フォームロ?』
百瀬莉緒
ポーズのシンクロ!互いの絆が見せるゼンリョクの証……間違いない、これは正真正銘のZ技ね!
永吉昴
行くぜオシャマリ!これがオレ達だけのZ技……バッターを黙らせる最高の一球!
永吉昴
ゼンリョク投球!《超剛球 スプラッシュロケット》!!!
永吉昴
オシャマリ『しゃぁぁぁまぁっ!!!(ギュオオオオッッ!!!)』
百瀬莉緒
そうよねっ!投げるわよね!しかも超速いスピード!ペルシアン、防御態勢!
百瀬莉緒
ペルシアン『ニャゴ!(ガガガガガガガ!!!)』
百瀬莉緒
ペルシアンを押し返してる!それだけの力……でもあなたの防御力なら弾けるはずよ!
永吉昴
はぁ、はぁ……ま、まだこの一球は終わりじゃない!オシャマリ!
永吉昴
オシャマリ『しゃ~まっ☆(バキューン‼)』
百瀬莉緒
オシャマリが手を前に出して銃を撃つようなポーズを……はっ!ペルシ……(カッ!)
永吉昴
《ドッパアアアァァン!!!》
箱崎星梨花
(ザァァァァ!!!)きゃあっ!大きな水の塊が爆発して……水しぶきで前がよく見えませ……!
百瀬莉緒
ノリコ「き、強烈な一撃だね!Z技のパワーを凝縮したボールが、爆発したからか!」
百瀬莉緒
私ったらまた……ペルシアンッ!無事なの!?
永吉昴
オシャマリ『しゃ しゃま……』
永吉昴
はぁ、はぁ……オレとオシャマリのオーラが消えた。オシャマリも限界だ……ど、どうなった?
永吉昴
(ニャゴ…)ペルシアンが倒れてない!オレ達のゼンリョク投球を、耐えられたのか?
百瀬莉緒
ペルシアン『ニャーゴ……(ニヤリ…)』
百瀬莉緒
(バタッ…)ペルシアン!……あなた、最後までその態度を崩さなかったのね。ステキだったわ。
永吉昴
ロトム『ペルシアン戦闘不能ロト!よってこのバトルはスバルの勝利!大試練達成ロト!』
永吉昴
や、やったぜオシャマリ……はぁっ、へへっ、大試練達成……疲れたけど……た、楽しかった……!
(台詞数: 50)