永吉昴
あれっ?無い…無い…!ヤバイ、忘れちまったか…?
七尾百合子
昴さん、どうしたんですか?
永吉昴
いや、リップクリーム忘れちゃったみたいでな…特にこの時期は無いとすぐカサカサになってなぁ…
七尾百合子
んー…そうですか?綺麗な唇に見えますけど…
永吉昴
おわっ!顔が近い!いきなりどうしたんだよ…?
七尾百合子
いやいや、遠目じゃわからないじゃないですか…
永吉昴
そういうものなのか…?でも、触って見たら結構ガサガサだぜ?
七尾百合子
あー、なるほど…たしかに触るとカサつきを感じますね
永吉昴
おわわっ!いきなり人の唇触るか普通!?
七尾百合子
いや、触るのわかるって言ったの昴さんじゃないですか…
永吉昴
いや、唇だぞ?唇ってもっと大事にあつかうべきだと思うけど…
永吉昴
まあいいや…オレ、冬になるなると本当唇が乾いて仕方なくてなぁ…
永吉昴
昔一日リップを忘れただけで唇が割れた事あるから欠かさず持ち歩くようにしてるんだけど…
七尾百合子
今日は忘れちゃったと…
永吉昴
ああ、そうなんだよな…ちょっと金がもったいないけど近くのコンビニで買ってこないと…
七尾百合子
ん?それなら…うん、あったあった。
七尾百合子
はい、わたしのポーチにリップクリームあったから貸しますよ?
永吉昴
えっ?でも百合子のポーチに入ってたって事は使ってたんだろ?それは流石に…
七尾百合子
女の子同士で間接キスも何も無いじゃないですか…ほらほら、唇が割れたら大変ですよ?
永吉昴
いや、ペットボトルとは流石に訳が違う…違うよな…?
永吉昴
ま、まぁ断るのも悪いし…うん、このリップは効きそうだ!始めて見たけどどこで売ってるんだ?
七尾百合子
あ、これはちょっとマイナーなヤツなんですけど本当効くんですよ…
永吉昴
って、オレが使った直後に自分で使うのかよ!ちょっとは気にしろよ!
七尾百合子
えっ?
永吉昴
オレが気にしすぎなのか、百合子が気にしなさすぎなのか、どっちなんだ…?
(台詞数: 25)