周防桃子
な…なんだったのアレ…
周防桃子
フィールドの機体が蒸発した…あの武器…まさか…本当に持ってたの…この機体を消せる武器を…
周防桃子
桃子が目にした会場の光景は悲惨だった…
周防桃子
世界大会前に機体を跡形もなく失い悲しむ人々…機体は残ったが修復不可能まで陥った人々…
周防桃子
どれをとってももう世界大会まで時間がない…修理など不可能なのだ…
周防桃子
もし…世界大会でまたあれを撃たれたら…勝ち目がない…
黒井社長
天城『…やはりLは危険な存在だ…』
黒井社長
功P『だけどLibraさんが戻ってきてくれた今ならLだってぶっ倒せる!』
周防桃子
…本当にLって危険な存在なの?
周防桃子
天城『当たり前だ!あんな兵器を開発して使わせる輩だぞ!?』…
最上静香
(会場から離れた場所)
最上静香
…撃ってしまった…撃つ気なんて無かったのに…
最上静香
ふふふ…あはは…
最上静香
あははははは!!これは功績なのよ…そう…これで世界大会で邪魔者は消えた…
最上静香
あははは!あーっはっはは!
最上静香
L『静香…』歌織『静香ちゃん…』L…歌織さん…やったんですよ…
最上静香
功績をあげたんです!機体はボロボロだけどそれ以上に敵は消したんです!
最上静香
L『…無理するな…』むりなんて…してませんよ?
最上静香
歌織『じゃあ何で涙を流してるの?』えっ?
最上静香
確かに静香は笑いながらも目からは涙が流れていた
最上静香
な…なんでだろ…分からない…
最上静香
L『静香…もう止めろ…お前は俺の計画で全てを捨てるべきじゃない』
最上静香
な…何を今更…もう私は戻れない…
最上静香
L『俺に脅されて利用された事にしてアニマで記憶を書き換えて…』やめて!!
最上静香
もうアニマの話はしないで!!あの人だってアニマでおかしくなった…
最上静香
私のことを殺せと言ってた…もう私は…私は…
最上静香
L『それは違うぞ静香…』…えっ?
最上静香
L『俺はお前をずっと見てきた…AGEー2Grainだって共に完成させた…俺は…』
最上静香
L『お前の事を捨てたりはしない…殺す事は絶対にない』な…何が言いたいんですか?
最上静香
L『何故そう言い切れるか…俺が本物のLibraだからだ』…えっ?
最上静香
じゃ…じゃあさっきのアイツは…
黒井社長
白川『アレは貴女達が2年前に倒した私の兄…羽賀峰ですよ…』
最上静香
えっ?L『俺が奴を利用するために瀕死のアイツを助け顔を作り変えた…』
最上静香
じゃ…じゃあ…本当に…
黒井社長
白川『正真正銘…彼はLibraですよ…Lと言う名で正体を隠した…ね…』
最上静香
歌織『今回だけは目をつぶりますから…』L『…分かった』り…Libraぁぁ…
最上静香
やっと…やっと会えた…このまま会えないかと思ったのに…
最上静香
L『静香…』う…うわ…うわぁぁぁぁん!
最上静香
L(彼女がこんな泣いたのをみるのは初めてだった…俺が罪を背負わせてしまったんだ…)
最上静香
L(こんな少女に…最低だな…俺は…)
最上静香
Lはただ…無言で静香を抱きしめる…それだけしかできなかった…しかし…彼女にとっては…
最上静香
今はそれでよかったのかもしれない…
(台詞数: 42)