アローラズ・プレアデス♯117
BGM
流星群
脚本家
ウツボ
投稿日時
2018-01-26 23:01:04

脚本家コメント
第117話「財団の秘密の研究」
場所:エーテル財団
解説回です。ゲームもアニポケも知らなくてこれを見てる人は少ないとは思いますが、エーテル代表チヅルは一癖も二癖もある人物です。ストーリーにも大きく関わってきます。
そしてフウカもまた、ただの親切な秘書ではありません。この辺がモデルとなったビッケとは違うところでしょうか。あのポジション、勿体ないですもんね。
メテノはもっと喋らせたい(笑)。

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豊川風花
……はい、これでメテノは元気になったわ。オシャマリとガラガラも大丈夫みたいよ。
永吉昴
メテノ『……メテテ』
永吉昴
ロトム『いつものメテノに戻ったロト!こう見えて、元気100%ロト!』
永吉昴
よ、良かった!ありがとうございますフウカさん!
豊川風花
いえいえ、お礼なんて言われる立場ではないわ。あなた達をあんな事に巻き込んでしまって……
永吉昴
まぁ、みんなが無事なら良かったですよ。でも保護区の他のポケモン達は大丈夫かな……
二階堂千鶴
……こんな時でも他のポケモン達を気にかけてくれるなんて、優しい子なのですね、スバルさん。
豊川風花
代表!施設のポケモン達の様子はどうでしたか!?
二階堂千鶴
安心なさいフウカ。タマキさんにも手伝ってもらい施設を見て回りましたが、皆さん元気でしたわ。
二階堂千鶴
そして改めてスバルさん……怖い思いをさせてしまって申し訳ありませんわ。
永吉昴
い、いえ!怖いというかびっくりしたって感じで……でも、さっきのポケモンは一体何ですか?
二階堂千鶴
……スバルさんにはもうお話ししますね。あれはウルトラビーストと呼ばれる存在、ご存知かしら?
永吉昴
やっぱりあいつがウルトラビーストか!空間研究所のノリコ博士から聞いたことがあります。
二階堂千鶴
あら、ノリコさんをご存知でしたら話が早いですわ。別世界の存在であるウルトラビーストと
二階堂千鶴
その別世界とアローラを繋ぐウルトラホールを、わたくし達エーテル財団は研究しているのです。
永吉昴
財団で、ウルトラビーストの研究?
豊川風花
これは一部の研究者だけが知っている事なの。安全な研究とは言えないし、特別な技術がいるから。
二階堂千鶴
それでも全ての存在を愛で守るという先代の意志により、事例が多いアローラで5年前から研究を
二階堂千鶴
開始しました。アローラに拠点を構えた1つの理由でもあります。そして研究を重ねて1年後……
二階堂千鶴
ついにウルトラホールが開く場面に遭遇しましたの!その時にホールより我々の前に現れたのが
二階堂千鶴
先程の白いウルトラビーストですわ。わたくし達は「ウツロイド」と名付けています。
永吉昴
ウツロイド!へー、ポケモンっぽい名前もついてるんですね。
二階堂千鶴
当時は……すぐに消えてしまいました。その後1度も姿を見せなかったウツロイドが、なぜ今
二階堂千鶴
姿を見せたのか、それとなぜウルトラホールが開いたのかも不明ですの。調査は続けますが……
永吉昴
なるほどなー!つまり、4年前に現れたっきりのウツロイドに会えたオレは、超ラッキーですね!
二階堂千鶴
ふふ、そう言って頂けるとわたくし達は救われます。本当に、優しい子なのですね。まるで……
二階堂千鶴
……いえ、なんでもありません。それではわたくし達はおいとまします。スバルさんはここで……
永吉昴
あ、オレからも1ついいですか?ウツロイドが金色のオーラを出してたけど、あれって何ですか?
二階堂千鶴
あれも詳細は不明なのですが、ビーストの力を増幅させる光のようです。わたくし達はあの光を
二階堂千鶴
「スターフォール」と呼んでおります。何か気になる所がありましたか?
永吉昴
(そんなのがオレから出るわけないか…)いえ、大丈夫です!ありがとうございました!
二階堂千鶴
えぇ。それではスバルさんはもう少しお休みになってくださいまし。研究室に急ぎましょうフウカ。
豊川風花
……よろしかったのですか代表。ウツロイドの事だけではなく、スターフォールの事まで話して。
二階堂千鶴
こうなった以上は致し方ありませんわ。彼女は無闇に口外するようにも見えませんでしたし。
二階堂千鶴
しかし……ウツロイドがわたくしではなくスバルさんに興味を示した事は気になりますわね。
二階堂千鶴
そして黒いメテノ。古の伝承とビースト達の関係は深い、もしかしたらスバルさん目当てで……
二階堂千鶴
……って、根拠のない邪推ですわね。わたくし達がスバルさんを巻き込んだだけかもしれないのに。
豊川風花
でも、我々は何としてももう一度、我々の手でウルトラホールを開けなくてはなりません。
二階堂千鶴
えぇ。わたくし達の命に代えてでもね。故に惜しいですわ、今日この場に「アレ」がひとつでも
二階堂千鶴
残っていたら結果は変わっていた筈。本当に不出来な妹達……お母様に合わせる顔がありませんわ。
豊川風花
……。
永吉昴
……うーん、ジッとしてるのはヒマよな。オレも施設内を確認しにいこうかな(…メテテ)
永吉昴
ロトム『ロ?スバル、メテノがスバルと話がしたいみたいロ。翻訳モード使うロト!』
永吉昴
(ピーッ!)え?メテノがオレに話?なんだろ、メテノの話って全く内容の想像がつかない……
永吉昴
『……』
永吉昴
ん?メテノ?おーい、メテノ……あれ?まだロトムなのか?ロトム、メテノはもう喋ってるのか?
永吉昴
『……今日も空、青いね。スバル』
永吉昴
お、おぉ、メテノっぽいな。どうしたんだメテノ。オレに話ってなんだ?
永吉昴
『……大丈夫。スバルは、ヒカリ。ワタシ達、みんな知ってる。みんなで守る。それだけ……』
永吉昴
(ピピーッ!)え?終わり?何?ど、どういうこと!?メテノ……いやもうロトム?

(台詞数: 50)