木下ひなた
……あたしの手助けをしてくれる英霊さんについて調べたんだけれども。
中谷育
うん。
木下ひなた
……なまらすごい人だったべさ。
中谷育
そ、そんなに委縮しないで!!
木下ひなた
あたしにはこの英霊さん、荷が重すぎる気がするべさ…。
中谷育
そんなことないから!ひなたちゃんならきっと、絶対に大丈夫だから!!
木下ひなた
だって、国を守るために最期の最期まで戦い抜いた人だよぉ。
木下ひなた
あたしみたいなちんちくりんだと申し訳ないべさ…。
中谷育
そんなことないよ!ひなたちゃん、わたしを守るために頑張ってくれたでしょ?
中谷育
わたしも調べたけど、私を守ってくれた時にその英霊さんが重なって見えたんだよ!!
中谷育
だから、ぜったいにだいじょうぶ!!
木下ひなた
育ちゃん…。
中谷育
そうだ!ひなたちゃん、ちょっとだけごめんね。えーっと、令呪を持ってめいずる!
木下ひなた
令呪!?育ちゃん、一体何をする気なんだべか?
中谷育
この戦い、私と一緒に最後までがんばろうね!【ペカー】
中谷育
これは、命令じゃなくってわたしとひなたちゃんの約束!だから、令呪の無駄使いじゃないよ?
木下ひなた
育ちゃん…。
木下ひなた
わかったよぉ。最後の最後まで、一緒に頑張るべさ!
ロコ
【ガチャッ】グッドモーニングです!二人とも、楽しそうですけど何かあったんですか?
中谷育
おはよう、ロコちゃん!今ね、ひなたちゃんと大切な約束をしたところなの。
木下ひなた
ロコちゃん、おはようさん。その、手に持ってるのはロコアートの材料かい?
ロコ
イグザクトリーです!最近、ロコアートのインスピレーションがどんどん湧いて来るんです!
ロコ
今回のテーマは…ずばり正義と気高さの旗印です!!
木下ひなた
な、なんだかすごそうなテーマだねぇ。あたしら、いたら邪魔しちゃいそうだべさ。
中谷育
そうだね。それじゃあ、わたしたちは出ていくね。
ロコ
別にロコは気にしないんですけど…気遣いサンクスです。
ロコ
それじゃ、早速ロコアートのメイクを始めますよ!
ロコ
――――――――――。
ロコ
ふうっ。これでフラッグはフィニッシュです!あとはエンチャントしておけばバトルに使えますね。
ロコ
次は、バトル用のクロスですね。ミサキからティーチしてもらったノウハウで…。
ロコ
海美「あ、ロコ見つけた!おはよー!!」
ロコ
グッドモーニングです、ウミ!今、ウミのためのバトル用クロスをメイクしてるところですよ!
ロコ
海美「私用?うわっ!すっごくかっこいい衣装だね!これ、私が着てもいいの?」
ロコ
オフコースです!
ロコ
海美「嬉しいけど、これスカート丈身短すぎない?」
ロコ
ノープロブレムです!というか、海美の健脚を隠すなんてとんでもないです!
ロコ
ウミも、動きやすい方がいいでしょ?
ロコ
海美「うんっ!そっか、そう考えるとこっちの方が良いかもね!」
ロコ
あの、ウミ?ここまでメイクしておいて訊くのも変なのですが…。
ロコ
海美「何を…って、やっぱり私が最前線で戦うことが不安?」
ロコ
もちろんです!ウミに何かあったらロコが困りますから…。
ロコ
海美「あははっ。ロコは心配性だなぁ。そのために、ロコがいろいろしてくれるんでしょ?」
ロコ
海美「だったら私はその分だけ大暴れするよ。だって…」
ロコ
海美「私のサーヴァントが、そこまでやってくれるんだもん。ね?」
ロコ
ウミ…分かりました!もう、こんな野暮なことは言いません!
ロコ
神聖たる旗に集いて、勝利の咆哮を上げましょうね。我が愛しのジャンヌ!!
ロコ
海美「だから、私はジャンヌじゃないってば!」
ロコ
おっと、ソーリーです、ウミ。
ロコ
……不肖、ジル・ド・レェ。どこまでもジャンヌにお付き合いしますよ。
(台詞数: 49)