最上静香
…
最上静香
(桃子『アニマが呪いだとしても…なんでそこまでして自分を傷つけるの!?』)
最上静香
…分かってるわよ…自分が傷つきたくない事も…失いたくない事も…
最上静香
でも…仕方ないでしょ…アニマの呪いは…逃れることのできない罪なのだから…
佐竹美奈子
そうだよね…この力は代償を背負うことで手に入れる力だもん
最上静香
っ!?美奈子さん!?何でここに!?
佐竹美奈子
修Pさんに連れてきてもらったの…もちろん麗花さんも歩ちゃんも一緒に…
最上静香
なんで…
佐竹美奈子
私にもわからない…でも…理由はあるんだと思う…
佐竹美奈子
ウィルゴ『貴女もとうとう使ってしまったのね…呪いを…』貴女は…
最上静香
ウィルゴ…
佐竹美奈子
ウィルゴ『使ってしまったならもう戻れない…その覚悟があったのでしょ?』…教えて…
佐竹美奈子
貴女はなんで仮面を付けて顔を隠してるの?貴女だけ…素顔を見せない…なんで?
佐竹美奈子
ウィルゴ『…頃合いね…本来なら静香にだけ見せるはずだったけど…』\カチャッ…/
最上静香
ウィルゴ『これが…私の素顔よ…』っ!?
佐竹美奈子
そ…そんな…そんな事って…
佐竹美奈子
ウィルゴは私と静香ちゃんの前で顔を隠していた仮面を外した…その素顔…
最上静香
わ…私?
佐竹美奈子
静香ちゃんそのものだった…
最上静香
ウィルゴ『…こうして話すのは初めてね…静香』
最上静香
…どう言う事なの?
最上静香
ウィルゴ『私はね…Libraが生み出した12星座のアニマ…だけど私の元になったのは…』
最上静香
ウィルゴ『ガデン達によって滅ぼされた世界…あちら側の世界の最上静香なの…』
最上静香
そ…そんな…そんな事って…
最上静香
ウィルゴ『事実よ…向こう側で最上静香はガデンに敗れた…そして命を落とし…消滅した』
最上静香
ウィルゴ『彼はガデンへの復讐…それを誓い12星座のアニマの力を作り上げた』
最上静香
ウィルゴ『羽賀峰も最初その研究の協力者だった…けどアイツは研究が進むに連れ…欲望に負けた』
最上静香
ウィルゴ『彼は羽賀峰の企みに気づき自分自身にリブラアニマを使い…阻止した…』
佐竹美奈子
だからあの時…狙われたんだ…
最上静香
じゃあなんで2年前貴女達は仲間同士で争ったの?
最上静香
ウィルゴ『あちら側の世界から転移した時に実体を保てなかった私達はこちら側の人間を
最上静香
身体の代わりとして使用した…けどその中にも力を悪用しようとした奴らがいて…
最上静香
そして…私達は悪用されるがまま…仲間同士で潰しあった…』じゃあ…タウラスやキャンサー
最上静香
ジェミニス、カプリコーン…サジタリアスは…ウィルゴ『元はあんなのじゃないわ』
佐竹美奈子
なんでLibraさんは貴女をその姿で作ったの?
最上静香
ウィルゴ『彼は静香を大切に…愛していた…けど彼は自分の采配ミスで静香を殺してしまった』
最上静香
ウィルゴ『その心の迷いの結果…ウィルゴを作り上げた時…この姿になった…』
最上静香
…やっぱり…あの人は私の事なんてどうでも良いって思ってたんだ…
最上静香
ウィルゴ『それは違うわ…』違くない!!
最上静香
あの人が愛していたのは向こう側の私…今…存在する私じゃない!!
最上静香
ウィルゴ『静香!!』私は…必要とされなかったんだ…私は…
最上静香
ウィルゴ『…貴女がステージでPreciousGrainを歌った時…彼は…』
最上静香
ウィルゴ『何時もは見せない笑顔を見せてた…安心を見せてた』っ…
最上静香
ウィルゴ『だから彼は貴女を見捨てずに貴女をプロデュースしてたの!貴女がどんな態度でも…
最上静香
まるで親子…いや…兄弟喧嘩みたいな事をしても…自分の何がいけなかったのかを…
最上静香
そして貴女からアニマの記憶を消したのは彼が貴女にこれ以上傷ついて欲しくないから!
最上静香
それが…その願いだったのよ…』そ…そんな…私は…わ…たし…は…
佐竹美奈子
静香ちゃん…大丈夫…貴女だけじゃない…私も同じだよ…だから…ね?
最上静香
…そう…ですよね…こんな所でとまれない…もう…戻ることは出来ないんだから…
最上静香
ウィルゴ『…』私は…罪を背負う…今…あの人の力になる為…全てをあの人に捧げるわ…
(台詞数: 50)