北沢志保
落ち着くのよ私…まずは状況を整理しよう。
北沢志保
今日は私の誕生日。それはみんな知ってるわよね。
北沢志保
朝は可奈と一緒に事務所に向かい、いつも通りお仕事をこなしていた。
北沢志保
スケジュールの調整をしてくれたおかげで午前中には今日の仕事が終わり
北沢志保
温泉旅館で誕生日パーティをやるということでみんなで行くことになって
北沢志保
私は今、環と一緒に温泉に入っている…。
北沢志保
………。
北沢志保
どどどどうしよう…成り行きとはいえ環と一緒にお風呂よ…。
大神環
はふぅ…良いお湯加減でとろけちゃいそう…。
北沢志保
私は嬉しさでとろけちゃいそうよ…。
北沢志保
でもダメ…環の方に顔を向けられない…。
北沢志保
だって環は今肌を露出しているのよ…そう、全てをさらけ出しているの…。
北沢志保
ダメよ志保、変なことを考えちゃダメ。冷静になりなさい。
北沢志保
で、でもでも…背中を流してあげるぐらいは…
大神環
ねぇしほ、さっきから呼んでるんだけど大丈夫?のぼせちゃった?
北沢志保
た、たたたまき!?な、何かしら?
大神環
くふふ、しほは今日たんじょうびだからたまきがせなかを流してあげるね。
北沢志保
環が!私の!背中を!!!??!?
大神環
あれ?いやだった?
北沢志保
そそそそんな滅相もございません!ただ…その…心の準備が…
北沢志保
落ち着け…落ち着くのよ志保…ここで冷静にならないでどうするの。
北沢志保
とりあえず深呼吸を…ひっひっふー…。
北沢志保
よし!お願いするわ!
最上静香
環じゃ不満そうだったから私が代わりに特別に背中を流してあげるわ。
北沢志保
饂飩と一緒に流れなさい!
(台詞数: 25)