永吉昴
(ハノハノリゾートに泊まったオレ達は、次の日に船でエーテルパラダイスへと向かっていた…)
永吉昴
タマキ「わーい!船だー!」
馬場このみ
速くスクリュー交換出来て良かったわ～。どう?快適な船旅でしょ……連絡船だけどね。
永吉昴
はい!でも、本当に良いんですか?オレだけじゃなくて、タマキも一緒で良いなんて……
馬場このみ
良いの良いの!一人くらい増えても問題無いわ。それだけ私の大人としての懐は広いのよ?
馬場このみ
それに、財団の活動をアローラの若い子に知ってもらう事も仕事なのよ。知名度が上がれば……
馬場このみ
お、そんな話をしてたら見えて来たわよ!あの海に浮かぶ白い建物が、我らがエーテルパラダイス!
永吉昴
タマキ「すごーい!まっしろ!」
永吉昴
ホントだ!白いし、デカイ!こんな建物がアローラの海にあったんだな。
馬場このみ
あ、そっか!スバルちゃんはカロス地方から引っ越して来たばかりなのよね。5年前くらい前から
馬場このみ
私達はアローラ地方を拠点に活動してるのよ。まぁ知ってても見た事無い人が多いみたいだけどね。
永吉昴
……着いた!この建物がエーテルパラダイスか。近くで見るとよりデカく見えるぜ。
馬場このみ
そうでしょ?ちなみにこの土地は「エーテルメガフロート」って呼ばれる、財団独自の
馬場このみ
耐震技術によって作られた浮き島なの!大地にいるのと変わらないでしょ?
永吉昴
タマキ「えー!これ海に浮いてるの?おっきな浮き輪が下にあるのかな?」
馬場このみ
ふふ、そんな所ね。でも外観や土地より凄いのは施設の中だからね。さぁ、入りましょ!
永吉昴
……おぉ!ここがエーテルパラダイスの中か!天井たけー!
馬場このみ
ここはエントランス。二人を案内してくれる人が来てくれてる筈だけど……
豊川風花
ようこそ!ポケモン達の楽園、エーテルパラダイスへ!コノミさんも、ここまでご苦労様でした。
馬場このみ
あら、案内役はあなたなのね……ってフウカ、さん!仕事中は財団職員は支部長と呼んでって
馬場このみ
何度も言ってるでしょ!大人は肩書きが重要なのよ!
豊川風花
は、はい……コノミ支部長。以後気を付けますね。あ、申し遅れました!
豊川風花
私はエーテル財団代表の秘書、フウカです。よろしくねスバルちゃん、タマキちゃん。
永吉昴
タマキ「えぇー?お姉さん、何でタマキ達の名前知ってるのー?」
豊川風花
それはコノミ支部長から聞いていましたし……でもそれ以前に二人とも、けっこう有名人なのよ?
豊川風花
怒濤の勢いで試練を達成している若い島巡りトレーナーって、ちょっと話題になってるの!
永吉昴
えぇ?そ、そうだったんだ……全然知らなかったぜ。なんかちょっと恥ずかしいな……
永吉昴
ロトム『エーテル財団代表秘書、フウカ!ボクはロトム図鑑!よロトしく!』
豊川風花
まぁ!ロトム図鑑!初めて見たわ!本当に喋れるのね、最新技術はポケモンと人をここまで……
馬場このみ
ちょっとフウカさん、そろそろ二人を案内してあげたら?
豊川風花
あっ、はい!もうっ、何やってるのよフウカ……ごめんなさいね、二人とも。
永吉昴
(アローラの大人は面白い人ばっかだな…)いえいえ、それでオレ達はどうすればいいんですか?
馬場このみ
二階にあるポケモン保護区、そこを見学するのよ。そこまではフウカさんが案内するわ。
馬場このみ
フウカさん、あとは宜しくね。私は研究室にいるから……じゃあね、二人とも!
永吉昴
はい!ありがとうございましたコノミさん!
豊川風花
さて、それでは保護区へ向かいます……けど、その前にこちらをどうぞ!
豊川風花
フウカ特性「たわわなマラサダ」セットです!施設内は飲食自由なので、食べながら見学してね!
永吉昴
ありが……ってデカイ!ミナコの店のヤツみたいだな。
永吉昴
タマキ「わーい!タマキ、マラサダ大好き!おいしそー!」
豊川風花
私が作ったマラサダは美味しいだけじゃなくて、栄養満点なんですよ!(バインバイーン!)
永吉昴
おぉ……確かに栄養満点っぽいですね……!
永吉昴
タマキ「すごーい!フウカさん、アズサお姉ちゃんみたいだねー!」
豊川風花
アズサお姉ちゃん……あぁ!タマキちゃんは確か、島クイーンのアズサさんの妹さんだったわね。
永吉昴
タマキ「そうだよー!アズサお姉ちゃんはいつか勝ちたいタマキの目標で、でも大好きなの!」
豊川風花
うふふ、仲が良い姉妹なのね。ステキだわ。やっぱり姉妹や家族は、離れてても繋がってこその……
豊川風花
……
永吉昴
フウカさん?どうかしましたか?
豊川風花
い、いえ!何やってるのよフウカ……じゃあ、さっそく保護区へと行きましょうか。
豊川風花
保護区には今、エーテル財団代表がいます。代表と共に保護区を見学しましょう!
永吉昴
財団の代表!ガイドブックに載ってたあの人か、確か超美人で……会うのがスゲー楽しみだぜ!
(台詞数: 50)