徳川まつり
はぁ…はぁ…っ。ふぅ…こ、ここまでくればきっと大丈夫なのです。
徳川まつり
皆の気持ちは嬉しいのですけど、あんなにたくさんのマシュマロはちょっと困るのです。
徳川まつり
でも、皆の好意から逃げるのは申し訳ないし。どうしよ…。
箱崎星梨花
見つけましたよ、まつりさん!!
徳川まつり
ほ!?せ、星梨花ちゃん?どうしてこんな所のいるのですか!?
箱崎星梨花
それはわたしのセリフですよ!どうして急にいなくなっちゃったんですか?
箱崎星梨花
せっかく、皆でマシュマロケーキをたくさん作ったのに…。
徳川まつり
……それが原因なんだけどなぁ。【ボソッ】
箱崎星梨花
?何か言いましたか?
徳川まつり
いーえ?何も言ってないのですよー?
徳川まつり
それより、星梨花ちゃんはどうして姫がここにいるって分かったのですか?
箱崎星梨花
それはですね…。
天空橋朋花
私が、まつりさんが劇場の裏にいるのを見ていたからですよ～。
徳川まつり
…こっそりと抜け出す姿を見られていたとは、姫一生の不覚なのです。
徳川まつり
というか朋花ちゃん、余計なことを…。
天空橋朋花
何か言いましたか～?
徳川まつり
何も言ってないのですよ?
箱崎星梨花
それで、まつりさんはどうしてこんなところまで来ていたんですか?
箱崎星梨花
せっかく皆でまつりさんのお祝いをしようと、準備していたんですけど…。
徳川まつり
えっと、それは…。
天空橋朋花
まさか、逃げただなんてことはないですよね～?
徳川まつり
ぐっ…。いちいち退路を潰してくれるのですね…。
徳川まつり
というか、あれだけのマシュマロの山がそびえ立っていたら誰でも二の足を踏むと思うのです…。
箱崎星梨花
もしかして、マシュマロが嫌だったですか…?
徳川まつり
ほ?そんなことはないのですよ。姫はマシュマロが大好きなのです!
徳川まつり
…そう!お腹を空かせるためにちょっとお散歩をしていたのです!!
天空橋朋花
お散歩というには、随分と遠くまで来てますけどね～。まるで全力疾走したみたいですよ～。
徳川まつり
朋花ちゃん、しゃらっぷなのです!姫はマシュマロから退かぬ、媚びぬ、顧みぬなのです!!
天空橋朋花
では、マシュマロから退かずに向かい合いましょうか。
徳川まつり
お、鬼がいるのです…。
徳川まつり
…あ、姫は焼マシュマロがあれば嬉しいのです。それと、冷凍マシュマロとギモーブも。
箱崎星梨花
大丈夫です!古今東西全国各地から、いろんなマシュマロを集めてますよ!!
徳川まつり
おお…星梨花ちゃんの笑顔が眩しいのです。眩しすぎて辛いのです…。
徳川まつり
…プロデューサーさん、生きるのって、難しいのですね。
徳川まつり
……姫、腹は座りました。問答を続けて逃げるのはもうやめにするのです。
徳川まつり
二人とも、劇場に帰るのです。みんなの思いが詰まったマシュマロが姫を待っているのですよ!
箱崎星梨花
はい!皆楽しみに待ってますよ!!
徳川まつり
…姫も楽しみなのですっ。
天空橋朋花
まつりさん、まつりさん。
徳川まつり
どうしたのですか、朋花ちゃん。姫は皆の姫なのですから、逃げも隠れもしないのですよ?
天空橋朋花
マシュマロって、電子レンジで温めるとすごいビジュアルになるんですよ～?
徳川まつり
知ってるのですよ!その情報今いるかなぁ!?
(台詞数: 42)